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【ロッテ】ポランコの再来!?横浜からN.ソトを獲得!!

ご無沙汰しております。
どうも、ふじです。

12月に入って、続々と外国人補強の情報が出てきました。
3人目は「ハマのアーチスト」ことソト選手。

横浜からリリースとなった時に、「保険的に獲得しといてもいいんじゃないか」と言っていましたが、本当に実現するとなると驚きが隠し切れません。(近年のフロントすげぇよ。)

というわけで、今回は私も熱望?していたソト選手について書いていこうと思います。


1.変遷・成績

 N.ソト(右内野/横浜/34歳)

https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2023/12/15/jpeg/20231214s00001173696000p_view.jpgより

ソトは、1819年に本塁打王を獲得している右の長距離砲。
基本的には引っ張り方向に長打を放つ打者ですが、アウトコースに対しては逆らわずに飛ばすことが出来るため、ある程度の率を残すこともできる打者です。

守備に関しても、今季はUZRの指標で両リーグ合わせて2位につけており、打撃だけでなく守備でも貢献できる選手です。
また、二塁外野のオプションもあるため起用の柔軟性も生まれてきます。(なお、ここ3年はほとんど守備機会がないため期待はできない。)

つまり、「攻守でソリッドに活躍することが出来る選手」というわけです。

そんなソトの今季は、春先から1塁でスタメン出場を果たしていたものの、4月終了時点で.163,0本と極度の不振に陥り、初本塁打5月5日までお預けとなっていました。

しかし、5月は復調気配を見せ.273,4本と本来の姿に戻った。
かと思ったら、5月30日の楽天戦にて守備時に「足の違和感」を訴え途中交代。
結局は1年間を通して1軍本隊にいる時間の方が多かったものの、今オフには右足を手術することとなっています…

ただ怪我後も成績を残している月があるため、一概に怪我のせいで不振に陥ったというわけではなさそうです。

2.微かに見える綻び

(1)打球方向別打率

©データで楽しむプロ野球 All Rights Reservedより作成。

上記の表は打球方向別の打率です。
ご覧の通り、年齢が上がるにつれ引っ張り方向への打球で安打を生み出すことが出来なくなっています。

もちろん逆方向への打球で逃げることもできますが、長距離砲を抑えるためにインサイドを責める投手が多いことまで考えれば、安打数が少なくなっているというのは苦しいポイントになってきます。

(2)コース別打率

https://baseballdata.jp/playerB/1700020_course.htmlより

また、今季は右投手から安打を生み出すことが出来ませんでした。
コース別で見ても、インサイドアウトサイド問わず凡打になっているケースが多く見られており、この点も不安要素ではあります。

どうしても厳しいコースを責められやすい打者タイプであるのは承知ですが、ここまで成績が残せてないとなると懸念事項なのは間違いないでしょう。

どうにかコンタクト改善を図って、幕張で輝きを取り戻してほしいところです。

3.起用法と役割

さあ、最後は起用法です。
下記の記事にもある通り、吉井監督は来季から内野陣のシャッフルを敢行することとしています。

この構想の発端は、「中村奨吾のセカンドUZRが‐7超えを記録してしまったためどうにかしたい」というところからでしょうか。
加えて、今季の試合を見ていれば明白ですが、明らかに足が悪くなっています。(いつの試合か忘れたが、有藤さんが本塁生還時の脚力に悪い意味で驚いていた。)

GG賞は獲得しているものの、中村奨吾の今後のことを考えれば玉突き的なコンバートは必至です。

そんな中で、ソトの起用法はコメント通り一塁指名打者を行ったり来たりというのが現実的でしょうか。
また、対左性能の高さを買われて安田ポランコと併用というところでしょう。

スタメンでも守備交代からでも代打でも使えると考えれば、これ以上ない選手といえます。

4.あとがき

そんなわけで、ソト選手についてあれこれ書いてきました。

これ以上ない補強ですね。
欲しかった「対左」に強い内野手です。

ドラフトでポジションが限りなく似ている上田を獲得していますが、彼は左打ち。
それだけでなく、ルーキーはどうなるか分からないため的確な補強といえます。
フロントよくやったよ。

これで、支配下枠は64人。
ポランコが残留すれば65人。

枠が少し空きすぎているようにも思えるので、もう1人外国人選手の獲得があるかもしれません。
あるとしたら、先発投手か二遊間でしょうかね?

というわけで今回はここまで。
それではまた次回、さいなら~

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