#5 白露の読書チェアリング
今日(9月18日)は、連れ合いが大阪のライブハウスにブラジルのメタルバンドを聴きに行くというので、珍しく午後は1人で過ごすことになった。
夕方から少し雨予報があるものの窓の外は至って晴れである。
このnoteのタイトル通り、『本日も鴨川日和』だ。
ということで、夜中のラグビーW杯、日本対イングランド戦観戦で少し寝不足の目を擦りながら、いつものチェアリングスポットへ自転車を走らせました。
ついに買ったよ!
ogawaのツーアングルチェアL
ずっと欲しかったogawaのツーアングルチェアL。
Helinoxとogawaで何度も試座を繰り返し、座り心地でogawaと心に決めていたところ、「次にまた値上げされちゃう前に…」とヨドバシのポイント消費を兼ねて買ってもらいました。
ツーアングルということで、脚の差し込み口を変えることで通常より約10度のリクライニングが可能な上、タイプLは背もたれが高いので、頭をもたれさせて本を読んだり、眠くなれば包み込まれた感覚で、そのまま仰向けで昼寝もできちゃう優れモノです。
チェアリングで読書
鴨川の土手は、木陰さえゲットできれば、風が吹き抜けて涼しく過ごすことができる。
先日の葵公園の野外上映会※で『サマータイムマシン・ブルース』を観たと同僚に話したところ、「それやったら、これ読んでみぃ」と森見登美彦の『四畳半タイムマシンブルース』を貸してくれた。
人から物を借りるのは苦手だ。一度忘れてしまうとズルズル返却するタイミングを失うから、早く読んで返してしまわないと!
ということで、本日は読書をしに鴨川の川縁へとやってきたのでした。
こちらの本ですが、原案が劇団ヨーロッパ企画主宰、上田誠さんの戯曲『サマータイムマシン・ブルース』で、同タイトル名の映画もこちらの戯曲が元である。
よってあらすじは、ほぼ映画の『サマータイムマシン・ブルース』と同じですが、その面白くバカバカしい設定のタイムリープを、登場人物を森見登美彦の小説のお馴染みのキャラクターにすげ替えてノベライズされています。ストーリーとキャラクターの親和性を持たせる力量は流石といったところ。あっという間に読了いたしました。
それにしてもこの時期の鴨川縁には、赤トンボがその高い飛翔能力を見せつけるように飛び交っていて、見ていて微笑ましい。
それと同時に蚊の多さも目立ったので、特に虫除け対策していなかった私は帰るまでに内腿と前腕と耳たぶに7カ所噛まれました。
悲しいかな、耳たぶまで刺されているのにモスキート音は全く聞こえず。
次来る時は蚊取り線香を焚いてやる。
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先日の野外上映会の様子はこちらから読んで頂けると幸いです。↓
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