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夢に関する諸々。

皆さんこんばんは。
なんとなく筆が進まず、久しぶりの投稿になってしまいました。

最近、「夢」について考える機会が多かったので、自分の夢にまつわる思い出をいくつか書いてみようと思います。この記事における夢は、寝てる時に見るあれじゃなくて、将来の夢とか目標とか叶えたいことの方の夢。思ってた方じゃなかった方も読んでいただけたら嬉しいです。

夢を人にいうのが恥ずかしくなった

みなさん小さい頃の夢って覚えていますか?
私は確かケーキ屋さん→宇宙飛行士→東大生→図書館司書でした。
で、図書館司書という夢は小学校3-4年生くらいの頃の夢なのですが、この辺りでなんか、友達や親に将来の夢を訊かれて、答えるのが恥ずかしくなったんですよね。
はっきりとした理由は覚えていないのですが、なんか周りにバカにされるんじゃないかとか、言ったら叶えなきゃいけなくなるなとか、言ったあとの周りからの反応が怖かったのかもしれないなと思います。

国際協力との出会い

これは以前書いた記事にもあるのですが、私は国際協力の世界を知って、その道を志して、ここまでの自分の人生が大きく変わったと思っています。
中学受験のときの志願理由書や小学校の卒業文集に書いた夢は、ユニセフやユネスコといった国連職員で、国際機関のマイナーチェンジなどはあったもののこれは高校卒業まで変わることはありませんでした。(大学生になった今については一旦置いておきます。)

そして中学3年か高校1年くらいになったあたりから、夢を周りに話すことに抵抗がなくなりました。
そのきっかけは、多分フィリピンに行ったことで、国際協力に対する想いが強まったこととか、SNSをするようになって自分を発信することに対する抵抗が薄くなったんだと思います。

高校にあがって、将来やりたいこととか自分の興味、想いを伝える機会が増しました。

声に出してみたら、目の前にはいいことしかなくて、結果としていち女子高生の私に応えてくれる大人がいることを知りました。声に出せば、その道に近づくことができるんだ、と感じました。つくづく環境と出会いに恵まれていたんだと思います。

学校に出前講座でJICAの方が講演に来てくれることになり、先生から事前に質問考えておいたらいいんじゃない?と声をかけてもらえたこと。
国際協力業界の方がたくさん入っているオンラインサロンに入れていただけて、いち高校生の私のためにNGOや国連職員をしている方が1on1をしてくださったり、DMを返してくださったりすること。
1人で参加した国際協力系のセミナーで、ぜひ次は友達も連れてくるから私の学校にイベントのお知らせを送って欲しいとアンケートに書いたら、後日学校の掲示板で次のイベントのポスターが貼られているのをみつけたこと。
ほかにも沢山あります。
応えてくれた方にとっては当たり前とか、些細なことかもしれないけど、私にとってはすごく大きくて、どれも自分の夢に近づけている感じがめちゃくちゃ嬉しかったことをよく覚えています。

夢があふれる社会に希望はあるか

高校1年くらいの時、「夢があふれる社会に希望はあるか」という本と出会いました。
今でも人におすすめするくらい好きな本です。

この本は、現実世界には大人になって小さい頃の夢は叶わず、別の仕事につく人が多いのに、小さい頃とか学校では夢を聞くだけ聞いてきて、叶える方法を調べさせて発表させて、叶わなかった時のことは教えてくれない日本のキャリア教育について、キャリア教育の権威である大学の先生が書いた本です。(あくまで私の印象です。語弊があったらすみません。)

夢との付き合い方とか、夢は怪物くんだ!とか、学校教育の中で教わる夢のあり方、持ち方みたいなこととは別の角度から夢について論じられているところが好きです。
お手に取っていただけたら嬉しいです。


キラキラしているマラウイの子どもたち

先日Colorbathのイベントで、マラウイの学校を探検するバーチャルツアーを行いました。そのなかで、マラウイの子どもたちに将来の夢をインタビューするコーナーがありました。
パイロット、お医者さん、銀行のマネージャー。くったくのない笑顔で夢を語る子どもたちに、なんか、上手く言葉には出来ないけど、ほんの少しの羨ましさを感じました。なんだろうな、これ。


(もし良かったらアーカイブ見てみてください。)

夢が分からない

今月の上旬は、地元に帰っていて、地元でColorbathとは別のところで1weekのインターンに参加していました。簡単にいえば公務員のインターンでした。
久々に祖父の家に行って、ふたりでおしゃべりをしていて、幼い頃は毎日会って保育所に送っていってもらった祖父と、なんとなく話題になることがなくって、参加したインターンのことを話しました。すると、みくちゃんは地元に帰ってきて公務員なるってのは今、将来の選択肢の何番目くらいにあるの?ときかれました。

なんか上手く答えが見つからなくて、話題を変えました。
実現可能性なんて考えずに、ただ「なりたい」の気持ちだけでパキッとした、明確な夢が定まっていた高校生までと、今は何が違ってしまっているのか分からないけど、きっと自分のみえてる世界、目に入ってくる、自分が切りとっている世界があの時とは変わったから、変わったからこそどこに主眼を置いて、どこでだれとどんな生活したら自分が幸せになれるのかを考えるようになって、だからこそ、分からないが今の答えなんだろうなって思います。

おわりに

いつもnoteを書くときは、その記事で何を伝えたいのかを1つ決めてから、それが伝わるように構成を考えて書いています。1文の長さとか、改行とか段落のタイミングにもこだわっているつもりです。でもこの記事は、そういうのを一切決めず考えず、ただ「夢」に関する諸々を詰め込んでみました。
だから読みにくかったらごめんなさい。
でもこういうのもありかなと思っています。

キングダムで信が夢があるから強くなれる、と言っていたのも、ワンピースでルフィが海賊王に俺はなる!と夢を宣言していたのも、きっと本当で意味があって素敵なこと。でも夢があるから見えなかった世界もきっとあるし、あの日声に出した夢に囚われて苦しくなっている人がいるのもきっと事実。
夢に関する諸々は尽きませんね。

最後に私の好きな曲を置いて、おしまいにします。
読んでくださってありがとうございました。


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