歌詞のあれこれ91

糸を突く

糸口は見つけた 針の穴を刺すように
俺の攻撃は隙を突く

年下だろうと関係ない 隙を見せない 隙を作らない
絡まる糸をほぐすように 冷静に 冷徹に
ことを終わらせる
あとはどうなろうと知ったことではない
糸口は見つけた 針の穴を刺すように
俺は一縷の糸を手繰り寄せる

年上だったら関係なく 従う 郷に入っては郷に従う
絡まる糸を崩すように 冷静に 冷徹に
ことをおしまいに
後先どうなろうと知りはしない
糸口は見つけた 針の穴を刺すように
俺は有体の糸を手繰り寄せる
年上には弱いのは 是非もない

簡単に 小さい小さい糸は見つけられない
細い細い糸は力を入れれば 切れてしまう
俺は まだまだかもしれない
だけど だけれども
俺は糸を探す 探し尽くす
そして 糸口を必ず見つけ出す
それこそが 俺のポリシー
イト自身のモジュールだから

糸口は見つけた 針の穴を刺すように
俺はか弱い糸を手繰り寄せる
隙を突く そして 隙を無限大に広める
そこから 攻撃を繰り出す

俺にしかできない
オンリーで怨念なやり方

これしかないんだからな

弓持つ者

的を絞り絞り抜く たった一つの的を
完璧に射抜くために最大限の準備をして 繰り出す
もし射抜けなければそれまでだ それまでの人間だ

的は一つでも二つでもたくさん現る
弓兵は欲を捨ててでも確実にひとつずつ
的を射る そして 早く速く任務を遂行する
アイデンティティであり ポリシーでもある
弓を武器とするからには失敗はできない成功あるのみ
常にイメージしなければ常に想像しなければ
成功の確率は低くなる
弓を持つ者としての矜持だから

的は動く 自然に動く 当たり前の真実だ
弓兵は我慢をしてでも確証的に的を射る
そして 素早く すはやく任務を遂げる
オーガナイズすることであり スキームでもある
弓を武器とするからには一発勝負を制する再戦はない
常に頭を動かして 常に体を動かさないと
勝負には勝てない
弓を持つ者としての流儀だ

的を絞り絞り抜く  たった一つの的を
完璧に射抜くために最大限の準備を繰り出す
もし射抜けなければ それまでだ それまでの人間だ
否定はしない 肯定はする
己の稚拙を認めるしかない 
弓兵は常に失敗はできない 常に 常に
的を射抜く力がなければ 兵は黙って去るのみ
弓持つ者のプライドであり
弓持つ者の宿命でもある

的を絞り 絞り抜くことでしか
弓兵は生きていけない
たった一つの運命だ

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