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閉鎖病棟

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精神科の閉鎖病棟に入院した時の呟き
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#精神科

娑婆

娑婆

 閉鎖病棟より、戻って参りました。

 15:30に家族が迎えにくるので、それまでに外に出られる服に着替えて、部屋の私物を回収する。
 再びがらんとした部屋で1人待つ。
 天国のような、地獄のような、喜びも悲しみもない世界が名残惜しかった。

 2週間ぶりに外に出てまず情報の多さに殴られた。動悸待ったなしである。
 ドッドッドッと心臓が跳ね回るのを感じる。落ち着いて欲しい。

 出てみて初めて気付

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愉快な仲間たち

愉快な仲間たち

 閉鎖病棟生活も2週間目。初めての入院生活にも慣れた頃だ。
 それまで新しい環境に慣れる為に入れていた力が抜けるのだろう。
 部屋(病棟柄、個室である)から出ると動悸がしてふらつき真っ直ぐ歩けない、食欲が死ぬ(これは元々)、帯状疱疹が出る、等々、、、
 ちなみに「これらの不調は報告するほどのものなのか」、しばらく悩んだ。私が弱いから言いたくなっているのではないか。他の人はこれくらい我慢しているので

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閉鎖病棟より

閉鎖病棟より

 今、精神科の閉鎖病棟にいます。
 事前に「入院しましょう」とは聞いていたが、閉鎖病棟とは思っていなかった。
 靴紐もストールも物差しもピアスも油性ボールペンもあらゆる危険物を取り上げられた。スマホはその日のうちに返ってきた。

 働きたくなくて死にたくて、働けない自分が情けなくてさらに死にたくて、なにもない、幸も不幸もないまっさらなところに行きたかった。
 あの世はそういう無の世界だと思っていた

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