今日の一冊 本当の自信を手に入れる9つのステップ

著者は、心理学の権威水島広子さん!

本書では、主に「Beの自信」と「Doの自信」を囲んで、本当の自信を手に入れるステップを紹介しています。

下記にポイントをまとめてみました。
成果による「自信」は状況に左右される
=「成果を上げられる」ことによって、自分は「人間としての価値を保っている」と感じているから、何もしないと「人間としての価値がない」と思ってしまう

・「Doの自信」と「Beの自信」の違い
「Beの自信」とは、自分が大切にする「あり方」についてのそこはかとない肯定感や安心感;本当に自信を持つには「Beの自信」が必要。
・「するべき」ではなく「したい」と考えること。
 するべき→Doの自信;したい→Beの自信
「できるだけ」という気持ちが、自分への肯定感をくれる
・「成果」を気にしないほうが、進歩できる。

・なぜ人は自信を失うか?
心が衝撃を受けた時、自分の駄目な部分ばかり見ようとしてしまうからです。
こんな時も、「衝撃を受けたから喜ぶところではないのは当然」と人間としての当然の反応と認め、自分の本当の感情と混同しないようにすることが大切。
→衝撃から立ち直るには、意識を「今はこれでよい」というところに持って行くこと、もともとやっていたところに戻るということです。
そして、大きな決断は衝撃への反応が過ぎてからした方が良いです。

・大切なのは「今はこれでよい」という感覚
自分の弱さ(限界)を受け入れるところに、本当の強さがある。
限界がある自分に対して、限界そのものを愛おしく思っていくこと。「努力すればなんでも達成できる」という「Do」を見ずに、「こういう時にやる気を失うのは、まあ、人間団からね」と受け入れる「Be」が持てるとそれが自信を支える大きな柱となる。人間の限界を知ると、自信が持てるようになる。

・自信を感じるためには
1.今に集中
今に集中するときには、自分の能力が最大限発揮される。そのため、自分についての感じ方がよくなるのです。
2.完璧を手放す
3.自分なりの「Be」を考える。ありたい自分を決める。
4.目標を小さく設定する。
納期までの目標を細かく設定すると、「今」に集中できる。

・自分がどう思われるかではなく、自分はどう思うか
プレゼンの時、上手く発表したいよりは、相手に何か伝わっているかを考えてみる、自分ではなく相手を見てみる。
・本当の自信を感じたければ、「自分の」価値を考えるのではなく、「自分が」何に価値を置きたいかという視点を持ってみよう→自分の価値から、自分が価値を置くものに視点を移すことですね。

・本当の自信の骨格を作るのは「Be」の自信、これは自分が何を大切にして生きるかとの人生の軸に対するそこはかとない肯定感。ただ人生は行動、つまり「Do」の連続。

自分が大切にしているあり方「Be」と一致した行動「Do」がとれた時、初めて「本当の自信」を感じることができる。

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