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夏休みの宿題は。

めっちゃ溜めるタイプでした。
簡単なワークみたいなものは夏休みが始まった瞬間に終わるんだけど、自由研究とか読書感想文とかポスター制作とかは全部先延ばしにして、お盆休みに必死の思いでやってました。
思い出しただけでつらいな…

それから十数年、アラサーの私が私自身に課した夏の宿題。
「親に彼氏のことを紹介する話題を出す」
結果から言えば70点くらい。
私にしては高いかな。これまでが赤点だったから。

できたこと
・母に付き合ってる事実と相手の人となりを伝えられた
・近々連れて遊びに来ることの了解をとれた
・同棲可否の見解を聞けた

できなかったこと
・父に面と向かって言えてない
・彼の名前と見た目(写真とか)を伝えてない
・連れて来る具体的な日にちの決定ができなかった

母と話してて思ったのは、母が結婚してからよっぽど苦労したんだろうなってこと。
時代も今ほど男女平等意識が強くなかっただろうから、当時としては許されてしまっていた父からのモラハラに長年耐えて来ていたみたい。
子どもの私は恥ずかしながらほとんど気づいておらず、父のことを仕事好きで寡黙な人としか思っていなかった。

娘には同じ轍を踏ませないように、との思いから、母は相手の人となりをとにかくとにかく気にしている。
「話し合いができる人であること。でも口で言い負かしてくるタイプではないこと」
「ちゃんとした仕事についていること。でも家に帰って家事もやってくれる余力があること」

…むしろ私が達成できるかの方があやしいことばっかり言われる。
そんな人おらんからスパダリってワードが生まれんねん。

でも、いろいろ彼のいいところは伝えられたんじゃないかなとも思うし、会うことに対しても否定的ではないから存在を認めてもらえただけでも大きな進歩だと思ってる。

実家から戻って、彼に結果報告。
ちょっとだけほっとした様子で、彼にも心配させちゃってたなあとあらためて申し訳ない気持ちに。
なんとなく私たちの中で実家に行く候補日を固めて、徐々にだけど未来に歩を進めていける心の準備ができてきたように思います。

そんなわけで、私の夏休みの宿題についてでした。

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