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相談支援の際、支援者自身が感情移入して涙がこぼれる時の工夫

こんにちは。
相談支援が好きなソーシャルワーカー兼カウンセラーのひろっしーです。
今日は、「相談支援の際、支援者自身が感情移入して涙がこぼれる時の工夫」というテーマで書いてみます。

今日のnoteは同じ相談支援を生業としている方に読んでもらって、ご意見伺いたいです。もしくは、相談支援の一助にしてもらえたら嬉しいです。


では
さっそく

相談支援の中で傾聴をしていると、お相手の方の悲しみやせつなさが流れ込んできて、涙目、もしくは涙をこぼすぐらいのことが私にはままあります。

ただ、そんな時私は、佐治守夫著「カウンセリング入門」p16に書いてあった下記の言葉を思い出して、自分を自制します。

相手の個人的な感情のうち、私の個人的な感情と共鳴し重なりあうのは、ごく一部にすぎない。同情してる時の私は、時に同情に酔ってさえする。酔うためには、酔える材料だけをえらびとらねばならぬ。いわば同感し同情できる材料だけを選択してきいていることになりがちである。

佐治守夫と著「カウンセリング入門」p16序論


「自分の感情に酔ったらいけないな」とか「相手が話したいことは他にあるかもしないから、気持ち(涙)を見せ過ぎちゃいけないな」とか色々考えて、必死で涙を止める訳です。

ただ、今日ふと気づいたのは佐治さんの本を読んで、同調し過ぎることはよくないと私は自制しちゃってるけど、私自身が感情をもうちょっと出すことで(具体的には一緒に涙する時間を少し長くすることで)、お相手の方がもう少し深く感情を味わい、何か気づきを得られる可能性はあったよなぁということです。

学ぶことで指針みたいなモノを得ることはできるけども、その中の微妙な加減ってのはやっぱり獲得できてないんですよね。

ここに私の中の伸びしろや工夫のしどころがあるなと気づけたことがなんか嬉しくて今日のnoteとさせて頂きました。
今日も読んで頂き、ありがとうございました!!



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