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「怒る必要はない。ただ伝えてこい。」

カウンセラーのひろっしーです。
クライアントさんの固定観念がほぐされ、生きやすくなることを応援するにあたって、自分自身の固定観念や変化に対して意識的でありたいなぁと思います。今日は、自分自身にあった(今もあるかもしれない)固定観念と変化したエピーソードについて書いてみます。

近所で買ったパックのイチゴが腐ってた。

私が大学生になったばかりの頃、スーパーで私が選んで買ったパックのイチゴが3分の1くらい腐っていることが帰宅後にわかり、親父が「取り替えて貰って来い」と言ってくることがありました。
元々内気で周囲の目線を気にする私は、「いや、クレームなんて言ったことないし、怒れないよ。」と返しました。
なんか恥ずかしいという気持ちが先立って、親父の言いつけを拒否したんですね。
私の返答を受けて親父が返した言葉が、今日のnoteの表題の「怒る必要はない。ただ(この出来事を)伝えてこい。」です。

私をためらわせた気持ちや考え

今このエピーソードを振り返ると、イチゴ交換を求めることは普通なことで、ためらう必要なんて全くないのですが、当時の私には、「目立ちたくない」、「店員に文句を言うなんてもってのほか」、「クレームは怒ってするもの、私にはできない」、といった気持ちや考えがあったんですね。

そんな私に対して、親父はシンプルに何をすればいいか、を言い切ってきた訳です。

さて、結果はご想像通り、私はスーパーに戻ってただ事情を伝え、店員さんは笑顔で「ごめんなさいねー」と言って、イチゴパックを替えてくれました。
私が恐れた目立つことなんて、全く起こらなかった訳です。

不安が生じたら、事実なのか感情なのかを振り返る

私は今も不安になった時、このエピーソードを思い出して、この不安が事実なのか、感情なのかを確認して、余計な気負いが生じてないかをチャックします。
実は、自分自身の勝手な気負いが物事をややこしくしてることってよくあると思うんですよね。
そんな勝手な気負いを吹き飛ばす言葉として、親父の言葉は効いたなぁと思い返して、今日のnoteを終えます。
今日もここまで読んで頂き、ありがとうございました!!





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