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いたらなさを言葉にすることの大切さ

こんにちは。カウセンラーのひろっしーです。
明日は、母の日ですね。というわけで、近所にある妻の実家に今日は行って、プレゼントを渡しに行きました。その際、妻と義母との会話がとっても素敵だったので、そこで学んだことを書いてみます。

妻と義母の会話

会話の内容に入る前に、会話のポイントとなる妻と義母の人柄について紹介させてもらいます。妻と義母は簡単に言えば真逆な資質の持ち主で、ネガティブな妻の性格に対して義母はポジティブで、妻が慎重に行動するタイプなのに対し、義母はガンガン行動します。

そんなタイプの異なる妻と義母がいるところで、
私が「◯◯子さん(妻)はどんな子どもだったんですかー?」と尋ねたところ、義母よりこんな返答がありました。

「正直、◯◯子(妻)の資質を私は持ちわせてなかったから、分からなかった。『夜中怖くてトイレに行けなーい』って◯◯子が言ったとき、『いいからさ、さっさと(独りで)いってらっしゃいよ』って突っぱねちゃったけど、今思えば一緒に行ってあげた方がよかったよねー。」と、、、

義母の返答を受けて、妻は笑いながら「親になった今なら分かるよー。今もさー」と自分自身が娘を突っぱねてしまったエピソードを話して、子育て話が続く一幕がありました。

いたらなさを言葉にすることの効果

このやりとりから私が学んだことは、2つあります。
1つめは、いたらなさことを言葉にすることは相手の心を開く、ということです。自身の至らなさを素直に言葉にした義母の返答は、後悔や申し訳なさや愛情といったものが自然に流れくるもので、そういった開かれた発言に人は自然と感情を乗せ返すのだと思います。

2つめは、いたらなさを言葉にすることは、それだけで相手を癒す、ということです。過去、義母との関係で妻が寂しい体験をした出来事は変わりませんが、寂しさを感じていたことをわかってもらうことはできます。義母の発言は、妻の寂しさをおもんばかるもので、「してはもらえなかったけど心に留めて置いてもらえた」という体験を贈ります。それは、”実際にしてもらった”ぐらいの感情的な効果があると言えるのではないでしょうか。

私は正しさにこだわる性質なので、なかなか素直に自分のいたらなさを認められないところがあります。そんな私にとって、義母の発言はめちゃくちゃ素敵だなぁと思ったので、今日はこのテーマを書かせてもらいました。

自分自身の正しさにこだわっている限り、人と感情を交流させることはできないですね。反省です!!

ここまでお読み頂き、今日もありがとうございました!!
皆さんもご家族とよき感情の交流を〜🎵




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