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【習慣】白湯に始まり、香で終わる

人が1つのことを『習慣』にするには、どれくらい時間が掛かると思いますか?
勿論、個人差はありますが知り合いに「20日は掛かる」と聞きました。

その真偽は定かではないですが、諺に「三日坊主」というのがあるように、『習慣』づけるのは難しいことでしょう。

けれど逆に『習慣』となったものは、あまりにも自身の体の一部になっているものだから気づきにくいものです。

習慣「つける」よりも「気づく」

ふと今夜、私の1日を振り返った時。必ずといったものがありました。

「朝に白湯を飲む」

あ、でもこれは白湯を飲むだけではないんです。
朝ご飯にスープか味噌汁を飲むのに必ずといって、電気ポットで水を沸かすんですよ。
(あれ、これも習慣でしょうか……)

即席スープらに使用した後のお湯をお気に入りの萩焼湯呑に入れるのが習慣、かもしれません。

体の調子を整える、とか。
眠気覚ましに、とか。

白湯の「健康に良いエピソード」は知っていますが、正直最初は1つも気にしていませんでした。
どちらかというと、折角沸かしたお湯を捨てるのが勿体なかっただけです。けれどそれがいつのまにか『習慣』になっていました。

あと、もう1つ。習慣というより心得ていることになるのですが。

「落ち着きたいときにはお香を焚く」

これも別に雅で深い理由があるわけではありません。
陶器のお皿に穴の開いたお香立て、そこにお気に入りのお香をセットして燻る煙を見るんです。

苛々している時。
焦ってどうしようもない時。

そんないつもの自分じゃない時に一旦、足を止める道具なんです。
だいたい事を急いている時なんですけど、そのまま突き進んでも良い方向に進んだ試しがありませんでした。ならば数十分、煙を見つめていたらいいんじゃないか、と。

今やろうが、数十分後にやろうが事態は変わっていないのだからせめて己の心くらい落ち着かせたい()

お気に入りのお香、なんて格好良く書きましたが最近は専ら百円ショップで購入した「お線香 -白檀の香-」です。
ええ、なんだっていいんですよ。

マァ、落ち着けよ

皆さんにはどんな『習慣』がありますか?
きっとわざわざ作らなくても、あなたが気づいていない『習慣』が沢山あると思いますよ。

それを少しずつ知れたら、きっと「自分」が揺らいだ時の安定剤になるのではないでしょうか。

「マァ落ち着けよ、自分」

レールから外れそうになった時、こんな風に意図的に戻れる手段が『習慣』だと思っています。
だからこそ新しい『習慣』は新しい「自分」を見つける、作る一歩かもしれません。

では、私が1つ。『習慣』としてあなたが行っていることを当てましょう。

眠くなってきましたか? そういう時は無理せず『眠る』ことが大事ですよ。
(大事な場面では悪手ですが)

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