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事業構築のプロが、自分で事業をするのを辞めた話

どうも、フォージャー社長です。


「フォージャー社長はご自身ではもう事業をされないのですか?」
とご質問いただいたので、アンサーを書きます。


結論、今後自分が先頭に立って事業をするつもりはありません。

僕のやりたいことは人を育てることだからです。


社長として社員を雇うと、どうしても教育が難しくなります。


仮に僕が、社長とか社員とかそういう関係を度外視で人を本気で育てようと思ったら、「与えられた仕事しかできない人間」には育てません。


価値のある人間に育て上げ、ビジネスチャンスを掴んで、数千万、数億は稼げる羽ばたける人材にします。

(人によっては金儲け以外の道を提案しますが)


でも、自分が社長として事業をする場合、僕が欲しい人材は「与えられた仕事を忠実にこなしてくれる社員」なんです。


雇った社員にポンポンと独立されては、流石に困ってしまいます。

なのでどうしても、枠をはみ出さないような従順な人間に育てる教育になってしまう。


社員として人の人生を背負うと、最高の教育が施せない。ここに矛盾があるんです。


また、これは100人単位で社員を雇ったことのある方なら共感していただけると思うのですが、


「社長」と「社員」という立場だと、どうしてもバイアスがかかってしまい、伝えたいことがそのまま伝わらないことが多いんです。


早い話、教育がとても難しい。


だったら、僕はコンサルタントとしてフラットな立場からいろんな人と関わりたいし、必要があれば育てたいんです。


もちろん、もっとお金が欲しいのであれば事業をするべきなのでしょうが、


僕はもうお金には興味がないし、儲けたいのではなく、儲けさせてあげたいのです。


平和な日本に生まれ育って、今は愛する家族もいて、慕ってくれるみんなと毎晩楽しく飲めて、いざとなったら助けてくれる人たちがたくさんいて、

平凡なサラリーマンの家庭から生まれた僕にとっては、もうこれ以上の幸せあるか、って感じなんですよ。


その上でやりたいことってなんだろうと考えると、やっぱりチャレンジする人を応援したいし、チャレンジする人を増やしたい。


戦争も無ければ、財産を不当に奪われることも、理不尽に権利を侵害されることも無い日本という国にせっかく生まれて、


一度きりの人生、何も失うものなんてないのに、
チャレンジする人がなんて少ないんだろう。


そういう思いはかなりあります。


30〜40年前、僕が子供の頃は、
大人がカッコ良く見えた。

チャレンジする人の背中だった。


今の大人は果たしてカッコ良く見えているか?


僕は、これからの世代にはせめて、大人がかっこいいと思って育ってほしい。


だから、今僕が後進を立派な人材に育てあげたいんです。

それは稼ぐ額の話だけじゃなくて、人間力が高くて、魅力的な人ならばそれでいい。


そう思うと、コンサルタントという
今の立場は非常に合っていると思う。


だから、自分で事業をする予定は無いです。


自己紹介noteでは、もっと詳しく僕のことを書いているのでぜひご覧ください。


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