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訪問介護事業所X社           先進的取り組み事例

 『全国社会保険労務士会連合会』が運営する『働き方改革事業の先進的取り組み事例』に採択された、県内『X社(サービス付き高齢者住宅訪問介護事業所)』の取材に同行させてもらいました。連合会職員2名、広告代理店2名。、カメラマン2名、社労士1名(私)のロケ隊計7人(思っていたよりかなり大規模)の取材が遂行されました。R4年度の事例として『厚生労働省働き方改革推進特設サイト』に動画が3月ごろにはアップされます。


支援の概要

 X社では新規設備導入前は、介護データ入力作業ををすべて手作業で行っており、繁忙時の長時間デー タ入力待ちや、入力ミス等が頻発しているため顧客対応が十分にできていなかっ た。また、チームワークマネジメントやお客様の動向把握、顧客管理もできてい なかった。毎日入力データー確認やお客様情報処理を長時間かけて行っており、 そのために時間外の残業を行う日もあり、従業員の時間的、身体的負担さらには、精神的負担も大きかったため、経営者の思い切った設備投資よる最新式の介護業務と地域連携を両立する情報共有システム(ハードとソフト)を導入した。
 導入後は、手作業主体から機械化されたことにより、労働能率は、増進され、 業務改善効果として、1 日のべ 5 時間程度行っていたデータ入力作業時間が、1 日のべ 2 時間程度に改善されたため残業を行う日がほぼなくなり従業員の時間 的、身体的負担が減少した。具体的には、①手作業のデータ入力負担が軽減され た②お客様の現状把握が介護職全体に共有化された③お客様情報管理やデータ処理が効率化された④日々のデータをフィードバックすることによりマーケティング・経営戦略に活用できるようになった ことになり、データ作業入力時間 が 1 日 180 分短縮することができた。
 


支援のポイント
 
 X社においては、新規設備導入により介護事業所(介護付き有料老人ホーム・サービス付き高齢者向け住宅)として従来からの経営問題である
1従業員離職率の改善
2社内指導人材・リーダーの育成
の困難性を解決していくよう経営サポートを継続中
 


 
支援先事業主の声・反響

現在現場の生産性向上のため業務改善を実施していますその一環で24時間の仕事洗い出し、機械化やIT化ができるものについては設備の導入を積極的に実施し間接業務の効率化を図り本来時間をかけなければいけないご利用者様に迎えは時間を確保しスタッフの働きやすさを追求することができました。
 


 

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