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抜毛症を現在治療中、自己紹介

私は現在24歳、抜毛症を治療中です。
私が症状を治したいと決意した時、抜毛症についてなかなか情報を集めることができず悩みました。

同じような悩みを抱える人々への情報共有とこの病気に対する認知度や理解度を上げていくために情報発信したいと思っています!😊

まず、私の簡単な自己紹介。

現在24歳、女、フリーター。
高校までは東北のど田舎で生活。大学進学の為、都内に上京。
小学4年生から抜毛症状があり現在治療に向けて心療内科に通院中。大学進学後はフリーターをしながら治療に専念しています。心療内科通院を始めて一年が経ちます。

〜抜毛症とは〜
抜毛症とは、抜毛癖とも呼ばれる精神障害の一種で、自分の体毛を自分で抜いてしまう、という病気です。
人口の約1~2%にみられる病気で、そのうちのおよそ90%は女性です。発症年齢は子供や思春期に多いとされています。

大きな特徴は、本人も無意識のうちに体毛を抜いてしまうことがある事。それ以外にも、意識的に抜毛する部位があったり、目的の毛を探すことに時間をかけることもあります。

抜毛の仕方としては、特定の種類の毛を探して引き抜くというものや、毛根を傷付けないように慎重に引き抜くというものが挙げられます。抜毛後に、毛を抜いた後に指で挟んで転がしたり、毛を噛んだりするといった行動を伴う場合もあります。抜いた毛を飲み込んでしまう場合もあります。

〜私の症状〜
私は最初、髪の毛を抜いていました。しかし、中学高校と年齢が上がるにつれて足や眉毛、陰毛までも抜いてしまうようになりました。
髪の毛は主に、耳の裏や頭頂部、後頭部。基本的に「周りから見えない」ところを抜いてしまっていました。そして、抜いた髪の毛を噛むという行動を伴います。無意識でやってしまうこともありますが、意識的に抜きたいという感情が湧く時もあり、ダメだと分かっていて辞めたいのに辞められない状況です。

周りからは気づかれにくいので一人で悩んでいました。親やヘアメイクをして遊んでいた友達に指摘されて小学4年生で禿げている事を自覚しましまが、今までほとんど改善はなく耳の後ろは常に生えかけの髪の毛でチクチクして、髪の毛を上げると禿げています。髪を結んだ時に刈り上げているのかと思われたこともあります。

ひどい時は前髪や頭頂部を抜いてしまっていましたが見た目に関わる部分だったので、やばいなっと思った時があり、前髪は泣かないようになりました。そのかわりに、その分、耳後ろの抜毛がひどくなりほとんどない状態でした。
辞めたいのに辞められない、バレたくない、隠したい、自己嫌悪、恥ずかしい、、という気持ちがとても強くて誰にも相談できず、親や友達から指摘された時も何かしらの言い訳をして隠してきました。
髪を抜くと同時に、抜いた髪の毛を噛む行為も伴っています。
部屋や机の下は髪の毛だらけで、正直周りは指摘しませんがバレていたと思います。親も数回「髪の毛抜け過ぎじゃない?」「禿げてるけどどうしたの?」「髪の毛噛むのやめなさい」指摘することはありましたが、私は辞めること出来ず触れてくることがなくなりました。親も指摘することで私にストレスがかかりさらにひどくなると思っていたんだとおもいます。

表面の髪の毛は抜かないので、見た目では分かりません。↓

しかし、耳の後ろや後頭部の下の方などの中身はほとんど短い毛しかなくはげています。

左側の方が薄いです。
右側

あとは頭頂部も抜いてしまうことが多く、アホ毛と呼ばれる短い毛がたくさんあります。

内側が薄いので、スカスカな状態で後ろの隙間が目立つことが多く、昔はずっとショートカットでした。最近は、結んで触らないことを意識しつつ、わざと伸ばして髪を大事にしようという気持ちを持つようにしています。

内側がスカスカなので隙間ができてしまう

抜きたくなる髪の毛の特徴があって、太くて短い、手触りが他と違う、ちりちり、など手で探って抜いています。何故か長く伸び切った髪の毛や細くて柔らかい髪の毛は抜きません。
抜いてしまうと次に生えてくる髪の毛に異常が出て、チリチリになったり太くなるので、また抜いてしまうという悪循環に陥っていました。
禿げているんだという気持ちや見た目のコンプレックスが酷くて、整形などもしましたが、髪の毛だけはどうしようもなく、抜毛を始めて10年、23歳のタイミングで意を決して病院を予約しました…。

髪の毛を抜き始めたきっかけ、通院のタイミングなどは次で書きたいと思います。

読んでくださりありがとうございました。


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