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貞〇が教えてくれたこと

カンは鋭い方、だと思う。
例えば「あの人、恋人ができたな」とか、「命がもう1つある(=おめでただな)」とか。
「良くないことに手を出してるな」とか。

スピ系ではない。と思う

顔を見ただけ、声を聴いただけで直感的に感じるので、きっと野生のカン。
仲の良い友人に対してのときもあれば、そこまで関係が深くない人に対して働くときもあり、どういうときに自分の「野生のカン」が働くのかはまったくの不明。
しかし、これが結構あたる。

良いことも悪いこともね

中でも、夢で見たことが数日後から数か月後に現実になるパターンが今まで両手では足りないくらいにあって、おもしろく感じています。
なので、特徴的な夢を見たときは手帳に記録するクセがついている私。

そんな自分が見た最近の夢は、実にホラーでした。
ホラー・オブ・ホラー。
とはいっても文章も写真も怖くないものにしているので、ホラー嫌いの人も安心して読んでくださいね。

夢に出てきた貞〇…

旅館のような和の空間。
右手側には長い廊下が広がっていて、畳の和室も何部屋かあるみたい。
とてもきれいで、居心地が良い。
廊下と和室の間は少し段差があって、和室の方が高くなってる。
そこの1室に私がいて、廊下に足を出し、畳の部屋に腰かけて、右側の廊下を眺めていたら。

こんな感じね

なななんと。
右側にある1室、しかも隣の部屋から、貞〇が這い出てきた。

KOEEEEEEEEEEE!!!!

もうね、イメージまんまの貞〇。
ホラー苦手なワイ、その特徴を言語化するのも怖いのでやめとくとして、イメージまんまの貞〇が四つん這いでズリ、ズリ……と迫ってくる恐怖たるや。

YAMETEEEEEE

「早く和室に入らなければ!」「この和室の中にさえ入れば安全だ!」と悟る私。
でも、恐怖で足が動かない。
ならば腕の力を使おう!と、ほふく前進で和室の中に入ることを目指すのだけれど、うまく動けず足は廊下に出たまま。
どうしよう。
やばい。
この足を和室の中に入れなければ、貞〇につかまってしまう。
とにかく廊下にいては危険なんだ。
やばい、逃げろ。
逃げるんだ!
でも足が鉛のように重くて、思うように動かない。

どうなってんだワイの足

もう捕まる、怖い、やばいいいいいいい…

ギャーーーーーー

というところで目が覚めました。
時計を見ると、4/8(土)の深夜とも明け方ともとれない、3:56。
金曜日の夜に、翌日が休みという開放感からビール1缶を飲んで寝て、3時間くらいでホラーな夢で目が覚めるとは。
しかしまあ、夢でよかった。

まじ貞〇とか夢でも勘弁

しかし夢って、内容にかかわらず「良かった」と思えるようにできているらしいですね。
「良い夢を見れてよかった」か「夢でよかった」か。
今回は「夢で良かった」パターン。
と、そんなことは置いておいて、特徴的な夢を見たときは今まで何かしらあるに決まってんだ。
これはいったい、どんな意味なんだろう?

はて…?

貞〇はきっと、自分にとって恐怖の対象。
未知で恐怖で、とにかくイイモンではない。
そんな存在が身近にいて、逃げきれず捕まるってことか?
しかも貞〇って「私が個人的に怖いもの」ではなく「多くの人にとって怖いと思われている象徴」でもありそう。
そんな「大衆にとっての恐怖」に捕まるだなんて、なぁんか嫌なことが起きそうだなぁ。
でもまあ、しょせん夢。
今までのことは置いておいて、ただのストレスから見た夢かもしれないしね。
ま、いっか。

気にせんどこ

しかし、悪夢から2日後、私は貞〇の正体を知ることとなるのでした。

貞〇の正体

悪夢を見たその日。
いつもより気温がぐっと下がって、少し肌寒い土曜日となりました。
そのためか夫婦揃ってのど痛を発症。
急激な気温差で喉が痛くなるのはいつものことなので、漢方薬を飲んでゆったり過ごすと、すぐに良くなりました。
いつもと変わらない、穏やかな休日。

葛根湯って効くよね

そして翌、日曜日。
夫は鯛釣りに行くため、早朝4時起き。
大漁を願って部屋で1人ゆっくりしていると、なぜか9時過ぎに夫が帰還。
え?鯛のタイ漁はどうした???
聞けば「沖まで出たけど、船のエンジントラブルで帰ってきた」と。

そんなことってあるんだねぇ

へえ、それはツイてなかったね、と。
そんな話をしているうちに、夫の様子がどんどんおかしくなる。
まずは、鼻水。
鼻炎持ちでもないのに、しゅんしゅん鼻をすすり始め…

ここからはカワイイ子猫の画像でお届けします

いつもは暑がりなのに「寒い、寒い」と訴え始める。
指先を触ってみると、氷のように冷たい。
沖に出て体が冷えたかな?
昨日も気温差あったしね。
と、漢方薬を飲ませてソファに寝かせていると…

子猫ちゃんかわいいねぇ

ケスケスと、空咳を始める。
しゅんしゅん鼻をすすり、ケスケス咳をし、1人賑やか。
これはおかしいぞ、とおでこを触ると

A-CHICHI-A-CHI

どう考えても熱がありそう。
測らせてみたところ、体温は37.8度。
本人はぐったりしんどそうな様子。
気温差にやられたのか、はたまた風邪か、それ以外か。
上長にも相談し、月曜日は朝イチで受診して仕事に向かうことに。

4月って忙しいもんね

そして月曜日。
夫のしゅんしゅんケスケスは相変わらずで、発熱も続いている。
私も喉に強い痛みあり。
近所のクリニックに電話をしたうえで伺ったのだけど「発熱がある」と伝えると車内で検診することに。
完全防備の院長先生がやってきて「コロナとインフルの検査しましょうね」と。
長い綿棒みたいなやつで、そこに敵でも隠れとるんか?!?と思うくらい、鼻の奥の奥の奥まで執拗にグリグリされ、あまりの痛さに泣く。

痛かった…

検査の結果、夫567陽性。
私は陰性だったものの、夫と同じ症状が出ているためみなし陽性となりました。

あちゃー

今までかからず、逃げきれたと思ったのになぁ。
貞子につかまる夢は、このことだったのかぁ。と妙に納得。
4/8に悪夢を見て、4/9に夫が発熱だもんね。
ちなみに567の症状としては、個人的には熱より喉の痛みの方がしんどかったです。
鼻の奥から喉まで、つばを飲み込んでも痛い。
強烈な痛さ。
もう二度と経験したくない。。。

心身とも健やかでいたいね

自分の体や脳が、無意識の領域で見せるものが夢なのだとしたら、私という意識体は今まで夢に何度も教えられきたなぁ、などと思う今回の夢の話でありました。
そういえば大学時代の友人は「ひどく落ち込んだときには毎回夢に現れて励ましてくれる少年がいる」と話してたっけ。

毎回同じ少年が現れるんだって


そういうのも素敵だね。
次はめでたい夢を見れますように。
ではまた!