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期限設定はチームワーク力も向上する

「期限を決めるから動き出せる」を書いたあと
過去の仕事の色々な期限を思い出した

一度、大規模店舗の
オープニングスタッフを経験

改装工事と共に進める開店準備

ゼロから創る店舗は期限の連続で
オープンまでに間に合わせなければ!と
皆動くしかなかった

これもチームワークの向上と言えば
そうかもしれない

けれど私は接客業が初めてで右も左も分からず
指示されたことをひたすら行動するしかなく
自分で考えるという余裕がなかった



本当の意味でのチームワーク力の向上は
期限や目的に対して一人一人が
意志を持っていることではないかと思う



それを一番実感したのは
広告会社での誌面リニューアル

毎週発行の新聞折り込み広告紙と
街頭に置くフリーペーパー誌
週刊発行でリニューアルが行われた


当然リニューアル前も旧誌面での発行がある

旧誌面を作成しつつ
リニューアル日に発行される版も作成する

新旧入り混じった作成の日々は
リニューアル3週間前から始まった


何に時間がかかるかって
“過去に掲載したものを全く同じ内容で”
という依頼の広告も

文字の大きさやレイアウトを
新しい誌面枠に納まるよう
一から作り直さないといけない


24時間体制の会社で
朝から夜中まで一日中
誰かが作成しているにも関わらず

本当に発行できるのか?
という空気がどんどん濃くなってくる


でも残業は強制ではなかった

可能な人は残ってくれると助かる
というスタンス


昼勤務と夜勤務のスタッフは固定で
完全に入れ替わるのが朝10時と夜22時

昼勤務の人は定時の17時~22時
夜勤務の人は定時の6時~10時

4時間の残業は個人の意志に任せるということ



当然のように毎日4時間残業する人や
普段残業しない人が残ったり

複業で残業できない人は定時内の
作成スピードが大幅に変わった


リニューアル日という期限に向かって
それぞれが今自分に出来る精一杯の事を

作業内容は一人一人がコツコツと…
というものだったけれど
これがチームワーク力だと感じた


普段あまり出会わない
昼勤と夜勤スタッフの
お疲れさま、と
目と目で会話する感じとか
何とも言えない結束力だった



リニューアル当日の新聞を広げて
その集大成の広告を自宅で目にした時

いろんな人の物語がつまっているよね、と
紙一枚の広告に愛おしさを感じた





普段行っていることの
少しレベルアップした内容の期限は

全員が明確な目標を共有できる
・自分がすべきことをしっかりと認識できる
・人重視でチーム全員が積極的に取り組める

こんな効果をもたらす

チームワークは
「できるもの」ではなく「創るもの」

それを実感した出来事


そして長期的に続いている
モチベーションが高いチームは
どこもチームワークがいい😊✨

仕事に限らず趣味であっても
少しレベルアップした期限を決めて
チームワークを“創って”みよう


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