ARIKATA株式会社(ARIKATA Inc.)

ブランディングデザイン会社 ARIKATA株式会社 「小さくはじめるブランディング」を…

ARIKATA株式会社(ARIKATA Inc.)

ブランディングデザイン会社 ARIKATA株式会社 「小さくはじめるブランディング」をコンセプトに、中小企業や商品・サービスのコピー、グラフィックデザイン、WEB、映像を制作しています。https://www.arikata.co.jp

最近の記事

“採用ツール”の在り方。

「採用動画は必要ですね」と私たちも言う。確かに、ひと昔前のテキストベースのインタビュー記事は読まれない。それを読んでまでも入社したいという情熱があれば別だが、学生たちは何社も見ている。1社の1コンテンツの1記事をじっくり読む時間はない。だから動画は有効な一つの手段である。 一方で、動画が会社案内や会社訪問の完全な置き換えになるか、というとそうではない。 最近、ディーラーに行ってもカタログは配布されていない(簡易的なものにとどまる)。数百万円もの買い物にも関わらず、その紹介

    • “ロゴマーク”の在り方。

      ロゴマーク。 その組織、商品やサービスのブランドイメージを、 そのひとつに込める。 日本の家紋は、 個人や家、家族を識別するための シンボルマークといえる。 最近はネットでサクッとロゴを依頼でき、 数万円程度で数十〜数百もの案が 提案されるという。 発注者からすれば、選びたい放題。 数百もあれば、 イメージに近いものが見つかるかもしれない。 ロゴマークを作ることが目的ならば、 それで良いかもしれないが、 ブランドを作ることが目的であるならば、 ブランドの紐解きなく

      • “リブランディング”の在り方。

        “リブランディング”というと 過去との決別、 これまでのブランドを 刷新するようなイメージがある。 しかし、少なくとも以前の ブランドにもファンがいる。 その人たちを切り捨てることが あってはならない。 そのブランドが“どこから来たのか” というツール。 そのブランドが“どこへ向かうのか” という方向性。 それを踏まえた上で、 “変えること”“変えないこと”を 吟味していく。 それがリブランディング。 ブランド“らしさ”を決めたら、 そこから“Vision”と“Mi

        • “ブランディング”の在り方。

          打ち合わせの席でブランディング の必要性を話すと、 「そうなんですよ。必要なのは わかっているんですが予算が・・・」 と言われることが多い。 確かに。 一時期のブランディングブームのように、 ブランドコンサルタントの 言われるがままに数百万円、いや、 もう一桁変わるほどの予算を投下して ブランディングをやる時代ではない。 が、しかしである。 ブランディングを意識することはできる。 そのブランドの“あるべき姿”を考え、 言語化・可視化する。 これ自体、時間はかかるが膨大な

        “採用ツール”の在り方。

          “社名”の在り方。

          ARIKATA株式会社を 設立したのが2021年3月。 ブランディングから クリエイティブを考える会社である以上、 “普遍”でなければならないと考えた。 理念や商品やサービスのコンセプト、 ブランドの方向性を検討する際、 それまで事態の推移を物静かに 見つめていたクライアントの役職者が 「俺、こっちかな〜」と長い沈黙を 破って発言すると、 「あ、私もこっちのほうが好きです」 と主観、好み、多数決へと流れる。 意思決定する際、一定の主観、好み、 多数決はやむを得ない。

          “名刺”の在り方。

          notoをはじめたばかりなので、 まずは名刺で自己紹介。 ARIKATAの名刺は、とにかく分厚い。 グムンドコットンホワイトの420kgを使い、 活版印刷で仕上げている。 めんこや百人一首のような印象。 名刺は初対面で何よりも先の出番。 会社案内やパンフレットよりも先だ。  「10枚も入れると名刺入れ、いっぱいですよ」 「いや〜この厚さははじめてですね」 ワハハハ。 「初めまして」のお互いの緊張感が、 この分厚い名刺の会話で和らぐ。 以前、ちょっとケチって少しだけ

          “ARIKATA”の在り方。

          在り方。 物事の正しい存在のしかた。 当然そうでなくてはならない という物事の状態。 しかし「当然」で「そう」でなければ ならない、というのは実に難しい。 その解釈は、国語辞典で引くほど 簡単ではない。 なぜか。 それは、物事がさまざまな状況や 条件に晒され、迷走し、やむを得ず、 あるいは気づかぬままに、 「当然」で「そう」ではなくなるから。 時間の変化、社会の変化、 あるいはそれに関わる人の 力関係によっても、 在り方は変わってしまう。 商品やサービスの在り方。