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16_いざリベンジマッチ(男女の友情論争をしよう)

新しい友だちができた。
ディープな本の話ができて、
仕事の話ができて、
恋愛観もいろいろ話してたのしい。
(参照:出会いエピ)


友だちっていいよね。
大人になると、なかなか
新しい友だちできる機会って少なくなる。
経験が増えるぶん境遇が近いことがレアになるし、
「同じクラス」「同じサークル」的な、
同じコミュニティに所属するきっかけも減る。


今回は、アプリで一対一で出会い、
本当は目的は婚活だったけど、
会話が盛り上がって友だちになれることがわかった!


そんなこんなで、
「男女の友情」が成り立つ派です。

そんな折に、
「男女の友情」がテーマのドラマがはじまった!
23年10月期『いちばんすきな花』
※ネタバレ含みます。ドラマ見てほしい!



ーーー



「友だちだけど、別れ話」
「価値観がちがうときは、どちらかが寄せないといけない」
「男女ふたりは、きれいに言うと恋、正直に言うと下心」
(ドラマの台詞より)

男女の友情は、ある派とない派がいて、
それぞれの関係性がちょうど成り立ったり、
何かをきっかけに崩れてしまったりする。

どちらかが恋になってしまうとか、
別サイドの恋が関わってしまうとか、
成り立たなくなる背景はどうしてもあって
成り立つけど、どうしても脆いもの。


第1話でいちばんグッときてしまったのが、
「もう会えない」と告げられての多部ちゃんの涙。

あれは、悲しいならそれって恋なんじゃ、とか
書き換えなくてよくて
友だちでも別れるときは悲しくていいんだな、と。

自分が過去に選択した「もう会えない」を思いだし、
感情重ねて泣く。笑


友だちでいたかったのにな
友だちとして、大好きだったのにな

そのままでいられないこともある。


ーーー

新しくできた友だちは、
おすすめの本をすぐ読んでくれるんだけど
このドラマもおすすめしたらすぐ見てくれた。


「普段ドラマ見ないけどこれおもしろいね
 俺は男女の友情はない派だな、見たことがない」
だって。

どちらかに恋が芽生えちゃえばね、
それは破綻するよね。
そういう周りの沙汰を見てきたり、
自分の経験から、ない派になるのは納得。


わたしは、逆にある派。
恋を持ち込まなくていいなら
そのほうが圧倒的に楽だし!
色恋軸とは全く別ベクトルの楽しいやつ。

こんな会話で、
お互いの価値観(たとえ真逆でも)話してて楽しい。

どんな素材でも、
話すノリが合うことが楽しい。
(何度でも言うとけど、ここが大事)



で、男女の友情が「ない派」の友だちと
「ある派」のわたしたちの関係は、友だちなんだけど?

「ない派」の彼は、
わたしをとても気に入ってくれていて、
恋のフリみたいな好意をぶつけてくる。


毎日のLINEとか
夜の電話とか
遊ぼうのお誘いとか

連絡がないとちょっと淋しいとか
会って話したいなとか

この楽しさを恋で線引きする必要はないし、
ぬるくてええやん、、


最初に彼から「バツイチ子持ち」を聞いて、
ちょっとガッカリしたのは確かだけど、
逆に「付き合うとか結婚考えてない」って聞いて
それは楽に一緒にいられるなと思って。

そのくせ、恋のフリみたいな戯言を言う無神経さに
いい意味でげんなりしてる。
失望させてくれるたび安心する。

わたしには恋じゃない!と。
わたしが傷つかなくていいし、傷つけることもない。

この友だちの楽しさと
真の恋人探しを両立させることが
前回の失態からのわたしのリベンジマッチ。
楽しさの混同に打ち勝つのだ。


遊びは遊びなのがいいのよ。きっと。

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