本当の欲

欲しいと思うことの深掘り。
何が自分を動かしているのかを考えた。

まず、思いつく理由を考える。

・お金が欲しいのは、自由な時間が欲しいから。

・仕事ができるようになりたいのは、
 悩んでしまうことを減らしたいから。

・人に好かれたいのは、
 その方が社会で生きやすいと思うから。

・美味しいものや、旅行に行きたいのは、
 いつもとは違う気分を味わいたいから。
 リラックスしてリフレッシュしたいから。


書き出してみても、表面的な理由ばかり。
本当は何がしたいんだろう。


もっと深掘りしたい。

お金と自由な時間が欲しい、一般的な欲望ではある。

まず問題点。
仕事が拘束時間で、自由ではないと考えるのがおかしい。

休みの日だって自由だけではない。

すべては思い込み。

本来は、仕事だって自由にできる。
休みの日も、本当はいろんな制約がある。


そもそも人生の全ては、自由な時間である。

だから、自由な時間が欲しいのは、
仕事を拘束時間と考えるから。
仕事をしたくないからだ。


仕事がしたくないのは、単純に
仕事がうまくいかないとつらいと感じてしまうから。

人と比較され、評価される、競争社会の中で。
がんばり続けないといけないことに疲れているから。

すべてのことは、ここが原点。
すべてがこの固定的思考から発想してる。


仕事をできるようになりたい理由は、
そうすればこの悩みが解消するかもしれないと思うから。

(でも冷静に考えれば、この「仕事ができる」の定義がなく、人によるので際限のない悩みだ。)


リラックスやリフレッシュしたいと思うのは、
普段の仕事の中でリラックスできていない証だ。

人に好かれたいのも、
人に評価されたいと、承認欲求の一つであり、
評価されない自分に落胆したくない。
みんなから嫌われたらどうしよう、という恐れだ。


そこから発想するから、
今欲することとは、そこに帰着してる。

本来は、仕事の中にも自由や創造や楽しみ、
やりがいなどかあり、
それは生きる目的や喜びになるはずだ。


どうして、そんなに仕事が嫌なのだろう?

と考える。


自分が劣っていると思うから。

他の仕事ができる人がまぶしくて、
とても自分にはあんなにできないと思うから。


だとすると、仕事そのものが嫌なのではない。

評価され、競争し、できる人とできない人に分けられるのが嫌だ。できなくて、自分自身に落胆するのがいやだ。
そういう自分も他の人をできる、できないで判断してるという自己矛盾が嫌だ。
劣等感。みんなからどう思われているだろうかと、
気にするのが嫌だ。好かれたいと気を使い、気が使えないと、ダメなやつだと言われるのが嫌だ。



「したいこと」とは、
「したくないこと」を、しなくてよい状況になること、なのかもしれない。

恐ろしいことに、
そう考えて日々をすごしていては、
仕事が嫌でなくなることは、たぶんない。

発想を変えるべきだ。

自分の悪さを否定するよりも、自分の良さを肯定しよう。

できない事探しをするよりも、できる事をしよう。

仕事は、自分で選んでいる。
自分で仕事のやり方は決められる。
上司に指示に従いながら、組織のルールの中でも、
それはたぶんできる。
(起業したら、すべてが自由になるというわけでもたぶんない。)

今、目の前のことに、集中して、
自分がどう仕事をやりたいかにフォーカスする。


自分が素直に感じたことを、
自分のやり方で表現して、自分のやり方で仕事をする。

それだけに集中する。


評価や評判はどうなるかは分からない。
もうそんなことは気にならないくらいに。
どうすれば、うまくいくかだけに集中する。

結果は良くても悪くても、
自分のやり方で、自分なりに考えて、
主体的に行動して、やらされるのではなく、
自分のできるやり方で仕事に取り組む。

転職も考えるし、今のところでもいい。
失敗は、糧になるとしか、考えない。

負けても、冷静に受け止める。
すべてことは、自分のためになると信じる。

怒鳴られたり恫喝されても、
その人の問題だとらえて、気にしない。

自分はただ目の前の仕事をどうすればいいかを考える。

ただそのことにだけ、集中すれば、
あとはパズルゲームの解き方を
いろいろ調べながら、楽しみながら、苦しい時も、なんとかやっていけるはず。夢中より強いものはない。

そうしたい。
できるかできないかは、関係ない。
そうすると、決めること。それが大切だと思う。






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