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天候に左右される

全国的にとても暑くなってきましたね。

みなさまのお住まいの地域はいかがでしょうか?


子供たちにとっても、辛い季節になってきたかと思います。


そうでなくても、支援が必要とする子供たちにとって、天候は人一倍生活に関わってくると考えています。


曇っている日や雨の日などは、子供たちがイライラしやすかったり、頭が痛いといってきたりすることが多いと感じますし、反対に猛暑になると、テンションが高くなりやすくなるような気がします。

あくまで、感覚としてしか表現することができないのですが、同じ支援学級の先生方と、よく話題に上がるので、私だけが感じていただけではないと思っています。


保護者の方の中には、気圧の数値を天気予報で確認し、お医者さんの指示に従って、服薬の量を調整している方もいらっしゃいました。


通常の学級の担任をしているときは、
「暑くて,ダラダラしてるな」
「寒いから、外に出たくなさそうだな」
「梅雨の時期でジメジメして嫌だと、言っているな」

ぐらいの感覚で、そこまで天気によって、学習や生活が影響することは少なかったのですが、

支援学級では、
明らかに、学習が進まなかったり、気持ちが落ち着かず、1日気持ちが荒れておわってしまったりすることがあり、こちらが、本人のペースや気持ちを間違えてしまうと、スムーズに1日が終わらないことも多々ありました。


しかも、当の子供たちにとっては、天気によって様々が変わることも意識できていないので、

『なぜか分からないけど、落ち着かない』

『今日は勉強ができない気分』

と、漠然とした、イライラや不安を出すので、叱られたり、トラブルになったりすることが増えてきてしまいます。


でも、保護者の方や先生たちが、いつもと違う様子なのは、天気かもしれないと思ったら、少し、お子様に対する対応が優しくなるのではないかと思います。

お子様が自分発信で、迷惑になる行動をしているとなると、腹が立ってしまいますが、

何か原因があって、迷惑になるような行動をしてしまっているとなると、助けてあげなきゃと思いますよね。

ほとんどの子供たちは、後者であることが多いので、原因がわからず、しかも、暑く生活し辛い季節でもありますから、
『天気が原因かも』
と、思って接してみてください。

結構、そのことが原因の場合も多いです。


保護者の皆様も、もう少しで夏休みですね。

ぜひ、この1学期、頑張ってきたお子様を成功体験で終えるために、たくさん褒めてあげてほしいなと思います。

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