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【読書】蜘蛛男


感想

友達に勧められて読みました。

途中で犯人が分かってしまいましたが、最後まで楽しめました。

一つだけ、あらすじを書いた奴に言いたい、「ネタバレ情報をあらすじに書くな!!探偵が2人いる時点でおかしいじゃないか!」と。

何となく犯人の目星はついていたが、本の裏のあらすじを読んだ瞬間、確信に変わった。だって、探偵が2人も登場するのはおかしい。色々、ヒントがあったが驚きはなかった。

後、一つ気になるのが平田青年はどうなったの?私が読み飛ばしただけなのか?

中間ぐらいで犯人のネタバレしがあるので、江戸川乱歩はその後の対決を一番書きたかったのかな。

しかし、この作品が1929年に発表されていたことに驚いた。

とても読みやすい。私は江戸川乱歩が好きなのかもしれない。いつか、他の作品も読んでみたい。

江戸川乱歩を読んだことがない人には、岩波文庫の「江戸川乱歩短編集」おすすめしたい。「人間椅子」をぜひ読んでほしい。ハマる人はハマる。


書籍情報

蜘蛛男 江戸川乱歩ベストセレクション8
江戸川乱歩
平成29年6月15日 4版発行
角川ホラー文庫


#読書感想文 #江戸川乱歩 #ホラー #推理小説

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