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楽しみながら絵を描くー『絵の仕事をするために、描き続ける方法 美術の進路相談』ー
美術の世界で働く人々(描き手)
”美術”と聞くと”絵を描く人”を思い浮かべる人が多いかもしれません。しかし、美術は絵を描くだけではありません。
画家
漫画家
イラストレータ
”イラストレータ”には”説明する”という意味があるそうです。
絵本作家
流行というものが存在しない世界だそうです。生涯忘れられない味を提供するためにじっくり食材を煮込む料理人に似ています。作家の年齢層が全体的に高いという事は初めて知りました。
美術の世界で働く人々(美術が好きだが描き手に回らない人)
ここからは、美術に関わる”描き手以外の人”を紹介します。
発掘する人
設計する人
研究する人
案内する人
対話する人
開拓する人
など、様々います。私は美術が好きですが、ここまで美術に関わる仕事があることを知りませんでした。
記憶に残った言葉たち
私は美術が好きなので、画集を見たり、美術館に絵を見に行くことがあります。
ですが、絵を描くことは苦手です。どうしても、上手く描くことができず、ほぼ諦めています。しかし、この本を読んでみて、もう一度練習して描いてみようと思いました。
そして、影だけを実直に抜き出そうと意識が変われば、頭の中の混乱もすっきり解消します。
人物を描くとき鼻、唇の描き方に非常に迷います。どのように描けばいいかわからないことが多いです。
影を抜き出して描けばいいらしいです。薄い影、濃い影を意識するそうです。
自分の意図しない筆の動きや水と空気の働きも、濁りや澱みも、「これは本当に失敗だろうか」と立ち止まって見ることで、未知や偶然を楽しむことができます。
中学生のころ、美術の時間に絵を描いていて、線からはみ出したり、色が薄すぎたり、同じ色を作ることができず色がバラバラになってしまうことがよくありました。
それを"未知"ととらえて、生かしていくという考え方はとても好きです。
しかし、この描けない瞬間こそが、美術に向かうすべての人たちにとって、ターニングポイントであり、飛躍のチャンスだと、ぼくは考えます。
私はこのターニングポイントで諦めてしまったので、もう一度挑戦してみようと思いました。
感想
美術に関しては前々から興味があったので美術に関わる仕事をしれてよかったです。自分の絵が下手すぎて一度諦めたが、もう一度趣味でちょくちょく描いてみようと思いました。
上手い絵を描くことに憧れていますので、スケッチブック、メモ帳を持ち歩いて自然、人物、建物などを楽しみながら描いていこうと思います。
書籍情報
絵の仕事をするために、描き続ける方法 美術の進路相談
イトウハジメ
ポプラ社
2023年9月19日 第1刷発行
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