チャップリンの映画には時代を超える感動がある~『キッド(1921年)』~
感想
2度目の視聴。以前は多分英語字幕で見たので内容が半分ぐらいしか入ってこなかった。しかし、今回は日本語字幕で見ることができた。
笑いあり、涙あり、ハラハラドキドキありの映画でした。
この映画について欲を言うなら、『街の灯』みたいにラストを考えさせらるようなものにしてほしかった。
この映画のラストは、「母親が成功してやっと捨ててしまった子供と出会う事ができたシーン」で終わっている。しかし、子供が母を取るか、今まで育ててくれた実質の父を取るかのシーンが欲しかった。
例えば、ラストにチャップリンが事実に気づき身を引く。子供がそれに気づきどのような反応を示すかまでを描いてほしかった。
「サイレントだから、モノクロだから、100年前の映画だから」と昔の映画を見ない人は損をしている。その概念を無くしたほういい。そうすれば、はるかに面白い映画たちにで会うことができる。
映画情報
キッド
1921年公開
チャールズチャップリン主演・監督
サイレント・モノクロ映画
DVDで視聴
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