空をみる
私は朝起きるとまずカーテンを開けて空を見る。
窓を開け、サンダル履きでベランダに出る。
狭いベランダをペタペタ歩き、いろんな角度から「今日」の空を眺める。
空は毎日ちがっている。
同じ1つの空なのにおもしろい。
良いよ良いよー。
と独り言を言いながら空の写真を撮る。
真っ青で雲ひとつない空よりも、私は雲がある空が好きだ。
雲から光が差してくるのが好きだ。
空を見れば自然と顔は上を向くことになる。
顔を上げれば何となく元気も出てくる気がする。
うつむいているよりも顔を上げたほうが良いだろう。
そのほうがいろんなことがよく見える。
キレイな空に「今日も頑張りますからー!!」と心で告げ、それから支度に取りかかる。
朝おきて空を眺めるだけで大体はとても素敵な1日となる。
明日の空はどんなだろう。楽しみだ。