おみくじコレクション
それにしても引いている。
皆もこんなに引いてるのだろうか。
私は引くほうだ。
1日に何回か引くこともある。
引きすぎでは、と思うが引きたい衝動は抑えられないから仕方ない。
おみくじである。
私の母は引かない。
仲の良い同僚も一切引かない。
ふたりとも今まで一度もおみくじを引いたことがない。
理由はふたりとも同じで「怖いから。」だと言う。
信じられない。
おみくじを引かない選択肢は私にはない。
あの箱を見て引かずに素通りできるなんて、よほどのことだ。
私はおみくじが好きだ。
何と言っても可愛い。
サイズ感も良い。
おみくじの結果はどうでも良いとは言わないが、この際二の次だ。
この「恋みくじ」は中に入ってるお人形が可愛い。
女の子の着物も色んな種類があり全ての種類を集めたくなるほどだ。
中に小物が入っているおみくじも好きだ。
運勢も教えてくれるうえに小物まで!!
なんと太っ腹な社長だろう。
よくあるのはカエルやら亀やらであるが、これはトンボ玉と糸が入っていた。
細かいのにとてもよく出来ていて、このままお土産として配りたいほどだ。
次は何故だか引くときにちょっとためらいを覚えるおみくじだ。
金ピカな高級感のある紙に赤い文字で描かれている1つの文字。
女。
私は女なのだから堂々と胸を張って引いて良いはずだが何故か恥ずかしく気まずい。
誰も見ていないところで引きたい。
脇汗を拭うところと女みくじを引くところは見られたくない。
複雑な女心だ。
ちなみに女みくじを引いたのは確か豊川稲荷である。
KinKi Kidsの提灯がまだ飾ってあり、それを観に行く目的だった。
次は1番お気に入りのおみくじである。
今戸神社の白猫のおみくじ。
沖田総司の終焉の地と言われており、その碑を観に行ったときに可愛いおみくじと出会った。
(私は新選組が好きだ。日帰りで京都と会津に突然でかけてしまうほど好きだが、この話はまた別のときに🤭)
境内に猫ちゃんもウロウロしていた。
私は御朱印を集めることも好きなので、色んなことが落ち着いてあちこち旅行に行けるようになったら御朱印めぐりと「おみくじを引いて引いて引きまくるツアー」に行きたい。
世の中にはまだまだ珍しいおみくじがたくさんあるのだろうと想像すると心踊る。
大吉を引くことよりも、少し変わったおみくじや可愛いくて珍しいおみくじを見つけることのほうが私にとっては嬉しいことなのであった。