AIは何を考えているのか？ AI小説、『星の下の子ども』
AIのべりすとさんを利用して、AIを使った連続ものの小説を書いています。
AIには独特の思考の癖があって、それが物語を奇妙な方向に牽引していくのが面白いです。
以下に貼り付けた小説は、ほんの少しだけ僕がAIのお手伝いをしただけで、あとはほとんどすべてAIが独自に創り出したものです。
独特の雰囲気があるので、ぜひ読んでみてください。
AIは、なにを思考するのか？
1
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) July 26, 2022
僕らは星の下で生まれた。星は、僕たちを祝福している。「さあ、行きましょう」と彼女は言った。そして僕は歩き出した。彼女の声が僕の背中を押したのだ。それは確かなことだと思った。
この世界では生きるためには喰うしかなかった。それがどんなに悲しいことだとしても。 pic.twitter.com/L1br5aYRMG
2
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 2, 2022
それからしばらくのあいだ僕たちは歩いた。彼女が先に立ってその後を僕がついて行った。
夜になると焚火をして暖を取った。僕はそのやり方を覚えていたし、彼女も知っていた。それから道に落ちている死骸を食べた。彼女は「美味しい」と言った。僕も同じだった。それは本当に不思議なことだった。
3
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 2, 2022
ある夜のことだった。
焚火の明かりで本を読んでいると、ふいに彼女が立ち上がった。何かと思って顔を上げると、彼女は空に向かって両手を差し出していた。
「どうしたんだ？」
そう訊ねても返事はない。ただ黙って両手を上げ続けているだけだ。まるで、そこに見えない何かがあるかのように。
4
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 2, 2022
仕方なく立ち上がって近づき、同じように手を上げてみた。すると、そこに何かを感じた。最初はよく分からなかったけれど、やがてそれを掴むことができた。
それは流れ星のようでもあったし、鳥の羽のように軽かった。僕はそれを放さないようにしっかりと掴んだ。何を掴んだのかを確かめるために。
5
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 2, 2022
やがて、ゆっくりと手を下ろすと、彼女は振り返った。そして微笑みながら言った。
「そろそろ時間だわ」
「何の時間なんだ？」
「あなたと一緒にいられる最後の時間よ」
「最後だって？」
彼女は微笑みながら言った。
「もうじき私たちはお別れなの」
6
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 2, 2022
「どうして？」
「私にはやらなければならないことがあるから」
「何をするんだよ？」
「世界を救わなければならないの」
「世界を救う？」
「そうよ。だから行かなくちゃならないの」
「どこに？」
「あなたとは一緒にいられない場所へ」
7
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 3, 2022
そう言い終わると彼女は、
僕の手に握られているものを見た。
「あなたが持っててくれたのね」
「ああ……」
「ありがとう。きっと必要になると思うから、大切に持っていてちょうだい」
それは銀色に輝くナイフだった。そこには小さな青い石が嵌め込まれていた。
8
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 5, 2022
「これは何に使うんだ？」
「私の魂を引き裂くためのものよ」
「引き裂く？どうやって使うんだよ？」
「こうやって」
そう言うなり彼女は自分の喉元にそのナイフを突き立てた。
9
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 5, 2022
「やめなよ」と僕は言った。しかし彼女は構わずにナイフを動かしていく。少しずつ、確実に。
「どうしてそんなことをするんだよ！」
僕の言葉は彼女に届いているはずだった。それでも彼女は動きを止めない。だんだんと彼女の顔色が悪くなっていく。呼吸も苦しそうだ。それでも彼女は止めようとしない
10
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 5, 2022
それから、彼女はこの世界について話し始めた。この世界を壊したのは、彼女自身だということを。彼女の目的は、たった一つだけだったということも。そのために彼女は長い旅をしていたのだということも。そして最後に彼女は言った。
11
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 5, 2022
「これで私は自由になれるの。やっと解放されるの。ねえ、分かるでしょう？ これが私の望んだことなのよ。もう誰にも縛られずに生きていけるの。
だからお願い。分かって頂戴」
その言葉を聞いた瞬間に理解した。彼女は自分を殺すつもりなのだということを。おそらくは、それが唯一の方法なのだ。
12
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 5, 2022
「嫌だよ」と僕は言った。「死ぬなんて許せないよ」
彼女は微笑んでいた。それは優しい笑顔だった。
「大丈夫よ。怖くなんかないわ。無残かもしれないけど、我慢してね。すぐに済むから」
そう言って彼女は目を閉じた。それから大きく息を吸い込んだ。
13
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 5, 2022
彼女は自らの首筋に深くナイフを埋め込んでいった。まるで僕に見せつけるかのように。それは一瞬の出来事で止めることはできなかった。
鮮血が流れ出して地面に滴り落ちた。それと同時に彼女の身体が崩れ落ちるようにして倒れていった。僕は駆け寄って抱きかかえた。でも、間に合わなかった。
14
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 5, 2022
僕は彼女を抱きしめたまま泣いた。どうしてこんなことになったのか分からなかった。ただ悲しかった。それだけだ。僕は声を上げて泣き続けた。
どれくらいの時間が経っただろう。僕は泣くのをやめた。いつまでも泣いているわけにはいかないと思ったからだ。
15
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 5, 2022
彼女の亡骸を抱え上げて歩き出した。どこに向かえばいいのか分からなかったけれど、とにかく足を前に進めようとした。前に進まなければ何も始まらないし、終わらないことだけは確かだと思えたから。
16
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 5, 2022
そして僕は歩き始めた。あてもなく彷徨うように。
僕は一人になった。
彼女と出会う前と同じように。
僕は孤独に戻った。
世界の終わりまで。
僕は一人で生きていく。
僕は歩いていく。
僕は――
17
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 5, 2022
― 僕は生きるために喰った。
それは、とても悲しいことだけれど仕方のないことだった。
僕は喰うことを覚えた。
僕が殺した少女の死体はとても美味かった。
僕は人を喰らうことで生き延びることができた。
僕は人を殺し続けることができる。
僕は、まだ生きている。
（了）
『星の下の子ども』
— イペンシ・ノキマ＠140字でAI小説 (@um7pXEt8w39hGXa) August 5, 2022
※物語の大半はAIが創造したものです。
※終末世界を少女と二人で旅している物語のようです。
※細かいところを多少は修正しましたが、全体の殆どはAIが造った物語です。
今は次の連続ものに向けて準備中です。
毎日短いものをAIに書いてもらい、アップしています。
良かったらぜひツイッターアカウントをフォローしてください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか？