健康マインド(肩の力を抜いて仕事するコツ❗ 20年目)
20年目になると、管理職になり、残業手当や休日出勤手当もつかなくなります。
ですから今まで以上に(自己管理)が必要です。
会社側が(自己管理ができる人)と認めたので、管理職になった訳ですから、その評価である(肩書)を充分利用しましょう❗
例えば営業所長。
私の場合は、本社の営業課長から福岡営業所長の所長になりました。48歳の時です。
4人しか居ない営業所長ですが、営業所の2階に住居があり、家族でも住めますが、私は単身赴任でした。
営業所長は課長待遇でしたので、給料は上がりません。
東京と福岡では住宅手当が一万円違うので、実質手取りが下がりますので、会社と交渉して単身赴任手当を三万円貰い、福岡の住居は電気ガス代込みで無料の待遇を貰うのがやっとでした。
まだ2人の子供は学費がかかってましたので、私は月額8万円にするのがやっとで、給料の振込先を2箇所にして、私の口座と家の口座に振り分けて貰う事にしました。
地方の営業所長は、本社の課長とは仕事内容が変わります。
営業所の銀行口座の名前には(株式会社〜福岡営業所〜(名前))と所長の名前が口座名に記入されます。
ですから所長が替わると銀行口座の名義と印鑑が替ります。
その他色々責任が重い。
私の会社では福岡・横浜が営業所で、大阪・名古屋・仙台が支店でした。
支店長は部長待遇になります。
こうした役職の待遇を利用するのもサラリーマンの楽しみと思って、大変な面もあり、利用てきる事もあるので(肩の力を抜いて仕事する事)が必要です。
まず営業所長の場合、所員の求人の責任があります。
私も、女性事務員の募集と面接をしました。
1名の求人でしたが、30名以上の応募があり、20名の面接を私が行い、5名に絞って、社長に来てもらい最終面接をして決定しました。
営業所長は営業所の総務の責任もありますので、本社の課長ではできない経験をする事ができます。
営業所の経費や利益に関しても知る事ができます。
社長代理として会合等に出席しますので、席順など待遇が変わってきます。宴会で挨拶する機会も増えます。領収書不要の営業費が出る会社もあります。現地で仕入する商品があれば、仕入先の接待がある事も。ちょっと気分が良くなる事もある訳ですね。
私の場合、営業所は一軒家の事務所でしたので、建物の修理の事や近所とのお付き合いもあります、福岡営業所は山口県から九州全域、沖縄まで担当ですから赴任当初は頭が混乱してましたね〜。
事務員1名・営業員2名でしたが幸いな事に利益が出ている会社で本社始め全支店、営業所・工場は自社物件で、旧工場は賃貸して他にも資産がありましたので売上は横ばいでしたが、40年間黒字決算でした。
会社の幹部になると、自分の会社の状態が全てです。会社が良好な状態でないと、(肩の力を抜いて)どころではありませんので、これも(運)ですね。
入社の時は判りませんからね〜、良好な会社でも20年たつとどうなってるか?個人の努力では解決できない問題もあります。
私の知り合いは、月末の集金を会社の資金繰りができないので、前倒しでお客様にお願いしてましたが、苦しい仕事です。
でも、会社の経営が苦しいと、貴重な体験もできるので自分のためになる事も多いと思います。
サラリーマンは辞表を出せば会社と縁が切れます❗
(辞める権利は自分が持ってる)と腹をくくる事が(肩の力を抜く)コツとも言えます。
続く。
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