弁理士試験勉強の記録 序〜自己紹介

はじめまして。もちゴメと申します。
R 4度の弁理士試験に挑戦した、2児をもつワーママです。

まだ最終結果発表は未だですが、何とか口述合格の感触を得たので
少しずつ自身の勉強の記録を綴っていきたいと思います。

まずは自己紹介と、勉強に利用した予備校などの基本的な情報を。

■自己紹介
企業知財に理系修士として新卒採用で入り、知財業務(特許)に従事していましたが、もともと知財に高い関心があったという訳ではなく、知的財産という響きから門を叩いた素人でした。

そして日々の業務をこなしたり、旅行、飲み会、部活…で時は過ぎていき、その後、結婚して、子どもを産んで、気がつけばアラフォーになっていました。

受験のきっかけ
そんな私でしたが、コロナ禍に在宅勤務となり、ダイニングセットでは椅子が硬くて腰が痛くなってきたことと

ちょうど上の子が年長で、将来的に子の学習机にもなるしと、
大きなシンプル机と椅子を購入したことが大きな転機となりました。

お恥ずかしながら就職するまで実家暮らしで、勉強は自宅のいわゆる勉強机でしかしたことがなく、アラフォーにして学生時代以来の机ゲットで「せっかくだし、この机で何か勉強したい!」となったからです。

当初は英語を勉強したいと思っていたのですが、
ふと弁理士の勉強するなら、私の体力や記憶力、気力を考えると、その時「今決意しなかったら数年後はもう目指せないかもしれない」と感じ、”弁理士になりたい!”と急に思い立ったのが、2020年12月末頃でした。

ここ数年、弁理士と間違えられて訂正するという機会や、他部門の方で弁理士試験に合格された方が数名いると聞いて、「私は知財部にいるのに…」という引け目をどこか感じていたこともあったと思います。

家族との話し合い
さて、じゃあ勉強開始!とならないのは家族持ちのつらいところで、その後は家族説得というハードルが待ち受けており、当初、夫は大反対でした。

「ただでさえ今いっぱいいっぱいなのに、(私の)勉強には協力できない。」

「資格手当もつかないし、弁理士をとって家族に何のメリットがあるのか?」

夫からしてみれば当時子どもが6歳と2歳で未だ大変な中、共働きで家事育児の手が足りないのに、これ以上押しつけてくるなんて!という気持ちだったと思います…
しかし、決意したら絶対諦めないタイプの私。

しつこく「勉強したい!そしてその姿を子に見せたら子に良い影響がある気がする!」
「なるべく迷惑かけない!」と今考えると無茶苦茶な主張を繰り返したところ

夫から「最短の1年で(令和4年度の試験)合格できるならやってもいい。」というお言葉を頂いて、晴れて?弁理士を目指せることになりました。

後から聞くと夫としては平均の3年位かかるかなと覚悟していたらしいのですが、私のだらけがちな性格を見抜いて「1年で!」と発破をかけてくれていたようで感謝です。

■予備校&受講コース選び
より安価なSスクエアと少し迷いましたが、予備校の指導に乗っかって最短かつ効率的に合格したかったので、とにかく実績を重視し、一発合格者が一番多い大手にしよう!と
LECのM先生の2022年(令和4年)1年合格ベーシックコースの通信Webを受講することにしました(2021年4月開講のコースです)。

土曜日は夫が基本仕事でワンオペ育児であったこと、もともと土曜日に上の子の習い事を入れていたので、通学は諦めて通信一択でした。

通信DVDにするか最後まで悩みましたが、Webの方がiPadで手軽に受けられるし、DVDより配信が少しでも早い方がいいと思い、Webにしました。

講義を繰り返し見るということはあまりしなかったこと、Webでも1週間の講座ノルマ分を視聴するのが大変だった中、DVDだとまとめての配送となるので追いつくのが大変だったであろうことから、結果として私は通信Webで正解だったと思います。

長くなってまいりましたので、その後の勉強開始後の流れは分けてまとめていきたいと思います。

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