痛みは人類の敵? Ⅴ
腰痛緩和のセルフケア その1
腰痛緩和のセルフケアは星の数ほどあります。
前回書きました「手の甲つまみ」もその一つ。
手当
痛む部分に手のひらを当てるだけ。
注意は痛い場所を揉むのはご法度です。
昔から使われている民間治療法にのひとつ。
子どもの痛みに対し母親が手を当てる。
こんな光景を見たとか経験した思い出がある方は多いでしょう。
母親に手を当ててもらった子供に、どのような変化が起きるか私なりに考えてみました。
母親の温もりが伝わってきて子供は安心する
手の温もりで手が触れている場所が暖かくなる
血流が増える
痛い場所の周辺筋肉が弛緩してくる
痛みが和らいでくる
こんな感じで痛みが和らいでくると考えています。
手当に加えて次の言葉が添えられる場合が多いようです。
「痛いの痛いの、飛んで行け」
関東ではこれだけですが、妻が育った大阪では、
「痛いの痛いの、あのオッチャンに飛んで行け」となるそうです。
目標となった当のオッチャンも、子供の痛がっている場所(手当されている場所)を押さえて「痛たたた」と泣きそうな顔をしてくれるそうです。
この光景に、泣いてる子供も笑顔になることがほとんどとのこと。
腰痛にもこれを利用します。
腰に手を当て次のように念じますが、オッチャンは使いません。
「痛いの痛いの地の底に吸い込まれろ」。
痛みがマグマに焼かれて灰になる様子をイメージします。
腹式呼吸を重ねます。
息を吐く時に上記の念仏?を唱えます。
息を吸うときには、空の上から清浄なものが鼻から入り、全身に満ちる様子をイメージします。
これを1分は繰り返します、できれば5分程度。
これでダメなら次回のセルフケアに期待してください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?