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EC業界に入るなら知っておきたいこと

プロのECコンサルタントを目指すのならば、ECの市場動向、スマホ・アプリの現状、フルフィルメントの重要性、越境ECなど幅広い知識を持って置くことが必要である。
ここからは、コンサルタントなら知っておいてほしい、基礎知識を簡単にまとめていく

ECの市場規模

2023年のECの市場規模は約23兆円ほど、2024年は27兆円ほどにまで拡大すると予想されている。また2023年のEC化率は約9%ほどであると言われている。
今までは、百貨店やスーパーなどが高い市場規模を出していたのに対して、最近ではECがコンビニや、ドラッグストアを上回る勢いで成長しております。
また、日本のEC プラットフォームの例として、楽天やアマゾンなどがあるが、これらの市場規模をある程度把握しておくことも大切である。

スマホ経由の現状

最近はスマホでの購入が当たり前。
実店舗の良い棚を取るように、スマホでもアプリの最上部など、ユーザーの目に付きやすい場所を取ること、アプリやスマホの画面で見やすいデザインを意識することが重要である。

フルフィルメントが重要

今までは、実際に手にとり商品を触ることで購入するかどうか判断していたが、ネットでの購入は実際に手に取ることが難しいため購入するためには、レビューなどが重要になる。

レビューに書かれる内容としては、商品を実際に使ってみてどうだったのか、すぐに運送がされたのか、梱包はきれいだったのかなどが上げられる。しかし、受注から発送まで、すべて人の手で行うと、時間もかかるし、ミスも起きる、そして量に限界がある。そのため、フルフィルメントの領域では、自動化を進めることが必須である。受注が入ってから支払いの確認や、ピッキング作業、出荷指示などを自動化することでミスをなくすことだけでなく、作業量を増やすことができるし、在庫管理なども正確になる。

梱包面や運送スピードなどの改善により、顧客満足度を上げることで、リピートに繋がり、売上拡大が期待できるため、フルフィルメントは安さだけでなく、自動化、顧客満足、情報の一括管理、などのキーワードを意識することが重要である。

海外のEC

アメリカのECの動向を調べることは日本の動向を予測する上で、有効であると言えます。理由は、過去に、アメリカのトレンドが2,3年遅れて日本にやってきているからです。

また中国は世界でかなり大きな市場規模も持っています。中国には天猫や京東などのプラットフォームがあることを知ること、中国では、ティックトックなどのライブコマースがECでの売上に大きく関わっていることなど簡単に知ることも重要だ。

越境ECを始めたいと考えている方には国によって、法律やマーケティング方法が異なるためそれぞれ国の特徴を把握する必要がある。どんなアプリが主流なのか、日本の商品は広まっているのか、など日本での売り方がそのまま応用できるわけではないことを理解しておく必要がある。





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