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ほきくんのリハビリ記録㊷  ~ただの実感~

<脊髄小脳変性症>という進行性の難病には
特効薬も開発されていないし、手術などの治療法も確立されていません。
病気の進行が進むと、運悪く身体はほとんど動かない寝たきりになってしまいます。
 
その進行を遅らす可能性があるのが<リハビリ>です。
 
 
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病気の進行が進み、仕事を辞めたのが2022年3月。
<リハビリだけの生活>が始まり、もう2年以上。
 
その2年以上という時間で進行は、当然進んで・・・
ないです。
 
 
 
「科学的な検査」から進行が進んでいないことがわかった。
のではなく、ただの実感です。
 
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まだぎりぎり仕事がなんとかできていたころは
 
街中に敷かれている「点字ブロック」などに
足を引っかけて何度も大転倒しました。
 
 
家の中でも何度も転んでしまうことがありました。
 
 
家の中は、歩行器は使えません。
壁などをつたってトイレやキッチンなどに向かいます。
 
その時に
急に歩行方向を変えないといけない場面が発生すると、
ほぼ100%転んでいました。
 
そのようなときは、頭などとても大切な部分を守りたいのですが、
それができません。
手が動かないので、思い切り顔面をぶつけます。
 
 
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①    <リハビリだけの生活>が始まって半年、「点字ブロック」に足を引っかけて大転倒することは完全になくなりました。半年で足が少し上がるようになったからではと自己分析しています。
②    家の中の壁をつたって前進しているときの「方向転換」つまりバランス力が求められる場面です。2年たつと、転ぶ気はほとんどなくなりました。実際、転んでいません。
③   ぐちゃぐちゃになった布団のシーツに足をとられて転びそうなときがありました。両手がぱっと出て自分の頭を守ることができました。2年前はそんなことぜったいなかったのに。
 
 
このような体験から、
「病気は進行していない!」
と実感できたのです。
 
2年以上<リハビリだけの生活>を送っての成果です。
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【進行が進まなかった要因】
ⅰ自主リハビリ
ⅱ料理
ⅲ明るくて前向きな気持ち
ⅳリハさん
 
 
次号以降でこの4点についてはまとめさせてもらいます。
 
 
 
 
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■今後のリハさんで行きたい店 「海鮮丼 にだいめ野口鮮魚店」■              
□利用駅:総武線 亀戸                                   
□食べログ:3.35                                   
□ワンランク上の旬の鮮魚をリーズナブルに。駅から徒歩2分の商業施設「カメイドクロック」内。

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