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あとがき 「セリフを覚えられない?」の対策

博多歌笑劇を最後まで読んで頂きありがとうございます。
さて、もしですよ、もしこれを実際にやろうとした場合、こんなにたくさんセリフを覚えられないって!とご心配ではないでしょうか?ご安心下さい。対策はすでにり込んであります。
①ボウルの内側に台本を貼り付けておく
冒頭から、日向はボウルを抱えて登場します。そして混ぜる仕草をします。お好み焼き屋の店長がボウルを混ぜながらボウルに目を落としていても何の不自然さもありません。混ぜるフリをしながら、実は台本を見てセリフをしゃべっているワケです。小道具の中でやけにボウルが出てくるのはこの為です(あと、注文を聞くメモにセリフを書いておくという手もあります)。途中から生徒たちが自分でお好み焼きを焼くようになり、自分のボウルを持ってテーブルに座ります。これも使えますね。特に舞ちゃんがみくりんと伊桜莉ちゃんの肩に手をかけて貸金業法を説明する時、舞ちゃんは観客席に背を向け、目の前のテーブルの上にはボウルがあるワケです。難しい法律関係のセリフもこれで楽々でしょう(舞ちゃんなら覚えてしまいそうですが)。
②スマホに台本を入れておく
松岡商事のなっちゃんは、始めからスマホ片手に店に入って来ます。秋吉ちゃんも母親の写真を見せる時に使います。そのスマホに台本を入れておくのです。「だりぃ〜な」って感じでスマホを見たりしてセリフを確認するワケですね。生徒たちも同様に、テーブルに座ってスマホをイジるフリをして台本を確認する事が出来ます。インスタに上げる写真を撮ってるフリをしながらとか、違和感なく台本を見るやり方はいくらでもあるでしょう。あと、オープニングの3曲以外の劇中歌は、カラオケという設定でスマホをマイク代わりに持って歌詞を見ながら歌うとなっているので、これも覚える必要はありません。
以上の対策で、セリフを覚える負担はグッと減るでしょう。一応覚えたけど忘れそうで心配、という不安もらなくなります。ただ、第三話の生徒たちと奈子ちゃんはこれらの手が使いづらいので、根性で覚えてもらうしか無いかもしれませんが(ごめんなさい)。

あ〜、ホントにやってくれないかなぁ〜


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