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メンバーが入れ代わっても人気が続くプロ野球、そうじゃないアイドル。(改訂版)

 福岡の話になりますが、1989年に福岡にホークスが移転して来て以来、選手はすっかり入れ代わってしまいましたが、その人気は衰える事を知りません。主砲といえばアップショー、バナザード、岸川、小久保、松中、ギータと移り代わってきましたし、エースといえば村田、斉藤、杉内、和田、千賀と代わってきましたけど(あ〜なつかしい)、ずっと人気を保ってます。

 一方、アイドルはAKBにしてもどこにしても、だいたい初期メンバーでブレイクしたあと、新規にメンバーが加入してもグループの人気は段々と下火になっていってしまいます。なぜなんでしょう。

 野球はエースや4番打者が代わっても前に負けない成績を残せば同じように評価されるし、毎日試合結果がテレビで取り上げられます。だけどアイドルは、センターが代わって前に負けないパフォーマンスをしても、前のメンバーに比べてなぜか格落ち感を感じてしまうんですよね。ブレイクした時のメンバーを超える事は難しい。その壁を乗り越えられたのは、さっしーやぱるる、川栄ぐらいじゃないでしょうか。3人ともソロでバラエティ番組に出て見る機会が多かったおかげもあってか、あまり格落ち感は感じませんでした。ネットの時代とはいえ、まだまだテレビで露出を増やす事がステータスを上げ国民的人気を保つ鍵かも知れません。

 アイドルグループがブレイク後の人気を保ち続けることが難しいのならば、どうあるべきでしょうか。そのお手本になるのは、ひょっとすると宝塚歌劇団かも知れません。劇団員は劇場での公演が主でテレビで見る事はない(僕が知らないだけで出ているのかも知れませんが)ですが、卒業生は各方面で活躍してテレビで見ることも多く、宝塚という名前は広く知れ渡っていて、もはや揺るぎない地位を築いています。HKTに当てはめてみれば、さっしーは別格にしても、村重がバラエティ番組で頭角を現し始めているし、さくちゃんはSAKURAとして韓国で新たなステージを歩んでいるし、奈子をはじめドラマや舞台に出ているメンバーも多いし、現役でははなちゃんが福岡の朝の情報番組で顔を見るようになりました。アイドルとしてではなくとも各方面で活躍することでHKTの知名度を保ち、HKTメンバーとファンの両方がその数を維持して活動し続ける事が出来れば、それがベストなんじゃないかと個人的には思うようになりました。

 もちろん、もう一度AKBグループが全盛期の勢いを取り戻して欲しいという思いはあります。そのきっかけになるかどうかはわかりませんが、可能ならばぜひまた総選挙をやって欲しいですね。あれほど世の中にインパクトを与えたイベントは無かったと思います。個人的には以前は一部のお金持ちのファンに結果が左右されるのはどうかと思っていましたが、そんなファンを味方に付けるのもメンバーの才能の一つだ、と思い直しました。いま総選挙をやったら誰が一番になるのか、HKTメンバーがランクインしたら今のHKTメンバーはひな壇でどんな盛り上がりを見せるのか、ちょっと見てみたいですね〜。

以上、「メンバーが入れ代わっても人気が続くプロ野球、そうじゃないアイドル。(改訂版)」でした。

#つぶやき #アイドル #人気 #初期メンバー #総選挙


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