スージー

外国人の女性ではない。
スージー。数学の爺さん。だから数爺のスージーである。
高校の時の数学教師だ。
俺のクラスの数学は、高一と高二は別の教師が教えていたから、スージーとは授業を通じて会いはしなかったよ。
だが、隣のクラスの数学はスージーで、そのクラスの人たちの口からスージーの話を色々聞いたので、スージーは何故か身近に感じられていたよ。

そして高3になった。
うちのクラスは国立文系10人に私立文系30人と言うクラス編成だったのだ。
生物、化学、数学だけは、他の国立文系のクラスと合同で授業していた。俺はC組だったが、上記の科目だけは、B組の教室で一緒に受けていた。
それ以外の現国、古典、政経、日本史、世界史とかは、C組で授業だったのである。

そして、数学でついにスージーが担当教諭となったのである。
夢にまで見たwスージーが、教鞭をとる姿を見られるのだ。
俺は文系だったから、数Ⅲではなく、国立大学の共通一次試験科目である数Ⅰをまた習っていた。

結論から言うと、スージーは普通の教師だった。授業内容もありふれた数学だった。当たり前だけど。
インパクトは、スージーの名前だけだったのでありましたw
普通に考えたら、当たり前なんだけどね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?