見出し画像

カメラの思い出 LOMO LC-A

若いころ、トイカメラにハマった頃があった。フィルムカメラ。

LOMO LC-Aというロシアのカメラ。流行ってた。周りが暗く写って雰囲気のある写真が撮れる。見た目、ズシっとした重さ、手触り、フィルムを巻き上げるダイアルの感触。すべてカッコいい。期限の近いような安いフィルムを買い込んで、やたらとうちの猫を撮ってたな。そして、ただ街中の景色を撮る。現像が安いところを探して。どんな写真が現像されてくるかワクワクして。とにかく楽しかった。

デジタルカメラが出てきて、コンパクトカメラや一眼レフカメラやらを何個か買ったけども、なんだか楽しさが失われたような気がした。ただの記録のために撮るみたいな。出始めの頃は立ち上げまでにやたらと時間がかかるのもよくなかった。そのうちに、もうiPhoneでいいなぁと思うようになったのだった。

今はフィルムは簡単に手に入らないし、iPhoneでLOMOみたいに初めから雰囲気のある写真が撮れるアプリも見つけた。もう何年も使っていないLOMOも、どなたか使ってくれる人にとメルカリで手放した。

中学生になってから、長男がiPhoneで写真を撮っている。私にはよくわからないモードを駆使して、いい雰囲気の写真。好みが似てる。なんかいいな。

次iPhoneを買い替えるときは、奮発してカメラのいいものにして、撮り方を教えてもらおう。また楽しめる日が来るかな。noteの記事に使うという楽しみもできたことだし。




そういえば、Smena 8mも持ってた。たしか3000円くらいだった。ピントが手動で、ぼやけた写真ばっかり撮れてしまってそのうち飽きた。残念だけど手放したときのことを覚えていない。

この記事が参加している募集

#今こんな気分

74,840件

#このデザインが好き

7,184件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?