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夢に人類は支配される

こんにちは、よもぎまるです。
今日は哲学的な話を書いていきたいと思います。この話は親と話していたらふと、気づいたことなので、的外れなことを言ってる可能性が高いのを理解したうえで読んでいただいたら幸いです。


恐らく多くのこの記事を見た人がタイトルに疑問を感じていると思います。
ではなぜ夢に人類は支配されるのか自分の意見とその理由を書いていきたいと思います。

「なぜ人は生きるのか」

皆さんはなぜ生きているのかと考えたことはありますか? 恐らくこの記事を読んでいる多くの人は一度は考えたことがあると思います。
しかし、多数の人はその答えに辿り着くことができないと思われます。 もちろんそもそもとして、正解がない可能性もあります。
ここからは僕の考えた意見として書いていきます。
そのまま考えたら少し難しいのでなぜ生きるのかと考えるのではなく、なぜ死にたくないのかと考えていきます。
すると挙げられる理由として「死ぬ理由がないから」、「死ぬのが怖いから」などといった理由が挙げられると思います。
ここでわかりやすい例として「ゲーム」について考えていくと、偏見ではあるのですがゲームを熱狂的にプレイしている人の70%くらいは恐らく
「そこまでゲームが面白いとは思っていないけど、ただひたすらに時間を溶かせるからとりあえずプレイしている」
という考えになっていると思います。もちろんこのような考えではなく、単純に面白いからプレしているという人も中にはいると思いますけど、少なくとも熱狂的にプレイしている半分以上は時間を溶かせるからという理由だと思います。
ではなぜ時間を溶かしたいのかというと人生が「つまらない」と感じているからだと思います。 この「つまらない」という感情は言い換えると「生きていて面白くない」ということができます。
理屈だけで言ったら、
生きていて面白くない=死んでもよくね
ということになります。
こうなるとゲームを熱狂的にプレイしているおよそ70%という人はこの「死んでもよくね」という意見になります。
しかし実際にこういった理由で自殺する人は少なくとも日本ではとても少ないです。
ではなぜ少ないのかと言うと先程述べた
「死ぬのが怖いから」と言う理由に当てはまります。

次に前述した「死ぬ理由がないから」について考えていきます。
この理由はシンプルで死んだらどうなるかがわからなく、死んだ先に地獄が待っている可能性だってあります。もちろん天国が広がっている可能性もありますし、無の空間が広がっている可能性も否定できません。
すると「地獄などの苦痛が待っている可能性があるのに、わざわざ死ぬ必要はなくね」という意見になると思います。


   「逆にして考える」


ここまで話した内容から逆にして考えてみると「死ぬ恐怖を無くす」、「死の先を幸せの空間に固定する」この二つのことができたら、
「死んでもいい、現実世界で生きるより楽で幸せ」という思考にできます。

でも「そんなことなかなか実現できるわけないだろ!」、「仮にこの二つの項目が克服できても死に対する恐怖心が簡単になるなるわけがなろ!」という反論意見が出るかと思いますが、実は身近にこれに近しいことを我々は日々体験しています。

      それは「夢」です。

夢をみる前提条件として「眠って意識を落とす」という条件がありますよね。この眠るという動作に抵抗感を抱く人はほとんどいないと思われます。さらに夢を見ているときに「これは夢だ」と気づける人はかなり少なく、眠る直前の行動を夢の中で思い出す人も少ないと思います。
ここで架空のアイテムとして夢を自由に(夢の中の場面や夢を見れる時間などを)コントロールできる装置があるとします。(仮称をAとする)
すると、幸せの夢を自由に見れるアイテムがあるが、「こんなAを使ったら廃人になってしまうから使わない」という意見が最初はかなり多いと思います。
しかし、

ただAを装着していつも抵抗感を感じていない「眠る」という動作をするだけで幸せになれる!という意見に変わったり、

前述したゲームを熱狂的にプレイする人のおよそ70%の人は現実世界に飽き飽きしているのでこのAを迷わず装着すると思います。
すると、元々Aに対して反対的な意見だった人々もAを装着して幸せそうに眠る人たちを見ていたら、学生であったら勉強から逃げれる、社会人であったらうざい上司からAを装着することで逃れることができる...!という思考回路になってたちまちこのAを使う人はネズミ方式に人類に広がっていくと思います。

このようにして点滴を打ってただひたすらに寝ている人しかいない世の中になっていきます。
するとAを管理する人も「この幸せの空間でずっと寝ていたい」という考えになっていなくなり、点滴を補充する人もいなくなるので、幸せな夢を見続けている人類は死んだことにすら気付けないままその生涯を終えます。

なぜこのような現象が起きるのかというと「ただAを装着して当たり前のようにして眠る」という手間が微塵もかからず、死に対する恐怖も一切感じることはないのだから。
ここで思うことがいつもしているこの「眠る」といった動作にAを装着するだけで、人類が壊滅するのが面白いですよね。
しかもAがタイムマシンのように明らかに開発できない、ほぼ不可能のような品物だったら、この話に現実味を全く帯びませんが、どうやら現代の技術でも脳波を少しいじるだけならできるらしいのであとほんのちょびっと技術が進歩すればもしかしたらあり得る話になってくるのも面白いですね。
よく話されている「AIに人間は乗っ取られる!」という話より「夢」によって人類が支配される日の方が近いと僕は思います。

あなたは今日もあたりまえのように「眠る」という動作をすると思いますが、「夢」と「死」は紙一重ということを覚えておいてくださいね。
もしかしたら、夢を見ていて現実世界に目覚めたと思って、そのまま生きているこの空間ですら「死後の世界」なのかもしれません

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