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Football Journey 藤野 薫 ~今まで当たり前のようにボールを蹴っていた環境は、実は誰かに支えられてきた~

1995年1月17日午前5時46分、未曽有の大地震により多くのものが失われました。

私は当時大学3年生、幸いにも自宅や家族に大きな被害はなかったが、当時所属していたサッカー部の数名の部員家族や自宅が大きな被害を受けました。 学校やグラウンドも震災の被害を受け、仲間の多くが生活することだけでも大変な状況に陥り、「この先どうなるのか」と途方に暮れていました。

そのような状況の中、全国の関わりのある団体や学校から、義援金や宿泊施設、練習場の提供、また滞在費用の負担をしていただき、震災前のようにサッカーができる環境を整えていただきました。 今まで当たり前のようにボールを蹴っていた環境は、実は誰かに支えられてきたのだなと強く感じるようになりました。

現在働いている企業では社会貢献活動も積極的に行っており、2011年に発生した東日本大震災や、インドネシア・スマトラ島で2012年に発生した大地震などで、両親を失った子供や現地の住民への支援を行っています。
自分自身が主導している訳ではないですが、震災を経験した自分だからこそ、周りへの感謝の気持ちを持ち、行動に移すようにしています。

そして、当時の仲間と今でも一緒にボールを蹴っている、そんな環境があることに心から感謝して日々過ごしています。

EDMILSON FUNDS ASIAの活動により、子どもたちに「夢」を諦めず大切にしてもらえるよう、何かサポートできればと思います。

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