Football Journey 外科医 山本海介 ~サッカーが、様々なことに挑戦するスピリットを教えてくれた~
5歳から始めたサッカー。
最初は楽しかったのに、いつの間にか、やらされていると感じながら続けていた。なんで続けているのだろうと、ふと自分を振り返ったとき、サッカーが本当に好きだった自分に気がついた。
サッカー選手になるのが夢だった。
当たり前のように続けさせてもらっていた環境が、いつの間にか、その夢を忘れさせていた。
恵まれていたことに気がついたのは、大人になってからだった。
気づくのが遅かった・・・。
サッカーでは、プロになれなかった。
けれど、長い人生の中では遅くはなかった・・・。
続けてきたサッカーが、様々なことに挑戦するスピリットを教えてくれていた。
違う分野でプロになれた。
命と向き合うプロである。
命と向き合うには、チームが必要不可欠だ。
サッカーはチームスポーツ。
全員が、勝ちたいという同じベクトルで戦わなければ強い相手に勝つことはできない。
価値観がバラバラな人間全員が同じベクトルで戦うことは難しい。
だからこそ、楽しくて面白い。
価値観をお互いに認め合い、共有できた時、チーム全員が同じベクトルに向かって大きな力となり戦うことが出来たと実感できる。
素晴らしい仲間と戦えたと実感できる。
そんな素晴らしい体験ができるのがサッカーである。
「チームとは何か」を教えてくれたのもサッカーだった。
サッカーは、今でも私の人生の「道しるべ」である。
1人でも多くの子供たちがエジミウソンファンズ・アジアの活動を通じて、どんなことにでも挑戦できるような世界になることを強く願っています。
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