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【58歳、就活がんばる!!】 #03 転職サイト登録

一社目の不採用通知で腹を括ったのもあり、音楽&エンタメ業界への再就職の期待は希薄なので、編集&ライターのスキルで就職先を探すことにした。そして、探す手段としては、もちろん転職サイト。CMでよく見かける“ハイクラス転職サイト”の「ビズリーチ」に登録してみる。

氏名、住所、電話番号から、最終学歴、職務要約にスキル、在籍していた会社での職務内容…履歴書と職務経歴書を作っていたので、それをコピペしていく。「高卒って低学歴やな」「同じ仕事をずっと続けているのに、親会社がコロコロ変わっているからすぐに辞めてるみたいやん」「英語のスキル!? TOEICは無縁や」…など、レジュメを作りながら思うことも多々。なんとか項目を埋め、とりあえず形にしてみたが、この情報だけで審査されることを考えると薄いというか、自分の社会的価値のなさを痛感する。ただただ雑誌職人だったから、それを書面化すると、こうも華やかさがないものなのか…。

ひと通り登録し終え、いよいよ求人検索。希望職種、希望業務、希望勤務地、希望年収…などを設定して検索開始! ザッと100を越える数がヒットするものの、職種が“出版”だったり、業務が“編集”“ライター”だから、職種も業種もジャンルレス。書籍やコミック誌の編集者、ECサイトの運営やPR、医療系や求人情報のライターがほとんどで、やはり音楽系はもちろんエンタメ系などは皆無に等しい。さらに問題の年齢も“40歳まで”が多く、ほとんどが60歳が定年ということで“59歳”まで。再雇用での“65歳まで”を探すしかないのだが、それもあって数件。ここでも現実という高く聳え立つ壁を見上げることに…。

それでも一件一件をチェックしていく。どういう人材が求められているのか? どんな職種に空きがあるのか? どんな業務なら自分のスキルを活かせるのか? …いろいろ頭の中でその業務に対応している自分をシミュレーションしつつ。業種が違ってもインタビューしたり、原稿を書くことはできるし、それらに工程を管理することもできる。そう考えると、なんとかなるかも!? …と自己都合の自己完結で信じ込み、年齢問題は気にせず、数社に応募してみる。結局、この繰り返しになっていくんだろうな。

そうやって応募数を増やし、転職サイトもサイトによって営業職が強い、IT系が強いなどがあるようなので、クリエィティブ系に強そうなところがあるようなので、リクルート、DODA、エンゲージ…など登録サイトを増やしていく。“数打ちゃあ当たる”じゃないが、それに近い感覚だ。

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