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【58歳、就活がんばる!!】 #13 社会的価値

今日もお祈りメールが3通。応募数は日々増えているので、気づけばもう60を超えているのだが、相変わらず書類審査すら通過しない。世の中に必要とされていないのかぁ…。

もちろん手当たり次第に応募しているわけではない。自分がどんな仕事をしたいのかなどをしっかりと考えて行動を起こしている。まぁ、だから書類審査すら通過しないのだろうけども。それでも、第1希望:できれば音楽業界で→第2希望:編集の仕事で→第3希望:インタビューなどの取材力で、第4希望:ライティング業で…と、どんどん的を広めていっている。

もちろん年齢が一番のネック。58歳という定年間際のおっさんを採用するのだろうかと。定年が64歳までのところや、再雇用を謳っているところもあるので、そこを狙って応募しているものの、そもそもの絶対数が少ない。また、最近は採用年齢を記載していない会社も多い。60歳で定年を迎えても業務委託で、以降もその仕事に関わればいい…なんて思って、気にせずに応募しているから、惨敗し続けているのもわかっている。

先日、ライターさんと呑んでいて話に出たのが、とある球団で監督やコーチをやっていた者が、その球団が解体したからって、また選手としてトライアウトに参加したところで現役復帰するのは無理だろうと。どんなに名選手だったとしても、どんなに技術があったとしても、雇う側がチーム全体のことを考えると、若手に混じってベテランが選手としているのは風通しが悪い。気を遣って言いたいことも言えなくなる。それと同じようなものだから、最初からPM/PLのポストを狙わないといけないと言われて、いたく納得したのだった。もうプレイヤーで応募する年齢ではないのだ。

とはいえ、自分は現場の人間なので、仕事のやり甲斐はそこで感じていたりする。だから、また的が狭くなってしまうのだが、これまでのキャリアや人脈が活かせるということで、第5希望:ファンクラブ運営で探してみることに。迷走している感は拭えないけど、自分なりに自分の社会的価値を考えてアクションを起こしているつもりだ。生活のために稼がないといけないのだが、やはり仕事は楽しんでやりたい。ちゃんとやり甲斐が実感できないと! …と思えているうちは、まだまだ足掻いていたい。

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