見出し画像

イボガリトリート参加の記録① そもそもイボガとは

この記事は、イボガという植物とシャーマニズムについて、これから触れる人のために書いていますが、体験者としての記録であるため、正確性に欠ける部分が見られるかと思いますので、正確な内容が知りたい方は、Japan Iboga Center(http://www.iboga.jp/)へアクセスしてください。

これを、書いている人

私は、40代前半の男性です。
論理性や論拠を重んじるタイプですが、本来は論理性よりも、感性で自由に生きるのが好きなタイプなので、真逆に生きている生きづらさを感じているが、なかなか手放せなく、生きるのがしんどいので、それを打開すべく、様々な学びをしてきています。

その中で、イボガというものに出逢いました。

そもそもイボガとは・・の前に、シャーマニズムについて

日本でまず99.99%以上の人が聞いたことが無いであろう「イボガ」というキーワード。
イボガとは何ぞや。それはあらゆる民族植物の長・ゴッドファーザー。

では、民族植物とは何ぞや。それはシャーマンが儀式に使う薬草(草だけではないが、分かりやすい表現として)のこと。

では、シャーマンとは何ぞや。シャーマンとは、民族植物や楽器等の道具を使い、場を整え、目に見えない世界とつながるような意識を明晰にするサポートする役割の人(という認識。間違ってるかも)
ライブ会場等では音楽に乗せてペンライト振ったりして、多数の人たちが一体感を感じて、その場に居る人たちと「つながった」ような感覚を持つ人は多いのではないかと思います。
シャーマンは、目の前の現象世界だけではなく、見えない世界ともつながるサポートをしてくれる水先案内だと思っています。

シャーマンは、ドラクエ3でやたらに、くさった死体を呼んできて無駄に先頭を長引かせるヤツではありません。

そこまで説明して、イボガリトリート(イニシエーション)とは、シャーマンの立ち合いのもと、イボガという木の根を接種して、意識の明晰にするための儀式に参加するというイベントです。

シャーマニズムというと、テレビでアマゾンの奥地やアフリカで、ほとんど裸の未開部族と呼ばれる部族の人たちが笛や太鼓で踊って、火の回りで踊っている様子を目にしたことがある方も多いかと思います。イメージ的にはああいう感じかと思います。
「部族的なイメージ」が強いと異質な感触を受けますが、古来から日本の神社でも、御神楽という形で、神様に舞や踊りを奉納する儀式を続けてきていますので、同じようなものかと思います。見えない世界とつながるための儀式という点では、同じ意図があるのではないかと思います。

近年では、青汁王子がアワヤスカという民族植物を体験したYouTube映像や女優の菜々緒さんがハペやカンボを体験しましたみたいな話も出ていますので、全く日本人には身近ではなかった「シャーマン」「シャーマニズム」という世界が日本人にとっても少し身近なものになってきています。
特に民族植物に詳しくないので、民族植物もサナンガ・ハペ・カンボしか体感したことがありません。
※アワヤスカは日本では違法の判決が出たそうです。2022年11月現在
※カンボについては、以前書いた記事も参考になるかと思います
  https://note.com/brainy_dill433/n/n12352f427784

そもそもイボガとは・・・の前に、トラウマについて

イボガの説明をする前に、人が抱える闇についての説明があった方が分かりやすいと思います。

私たちが生きている中で、深いか浅いかに関わらずトラウマを抱えています。トラウマというと大げさな感じがしますが、心に小さい傷をたくさん抱えています。
親が忙しくていらいらしていて、そっけない態度をとられた(と感じて)、
自分は必要とされていないと信じてしまったこと。
良かれと思ってしたことで怒られてしまって、自分がやることは間違っていると信じてしまって、自分に自信が持てなくなってしまったこと。

それらは記憶の海に沈み込み、潜在意識という形で、自分自身では認識できない形で自分を縛り付けていきます。立ち向かいたいのに逃げてしまうこと、怒りたくないのにコントロールできず怒ってしまうことなど、何かや誰かがありさえすれば、居てくれればと依存してしまうことをしてしまっている方は多いのではないでしょうか。というより、ほぼ全員がそのように生きていきます。

それは、そのトラウマが起きた時のショックは電気配線がショートしたかのごとく、配線が切断され、別の迂回路を作って、つなげているそうです。その迂回された回路が、自分のどうしてもやってしまう癖を形成していき、脳のシナプスはたくさん使う方が信号が通りやすくなるので、毎回、逃避したり、怒ったりしてしまうようです。

イボガとは何か

そんなシャーマニズムとトラウマの説明を踏まえた上で、その民族植物の長・ゴッドファーザー・イボガの説明をします。
イボガはアフリカ産低木のことで、その根皮に由来する天然の成分がイボガイン。
このイボガインという物質を使って、海外では、戦争に行った兵士達の強烈なPTSDやアルコール中毒患者等の回復に非常な特効事例が見られるとのことです。

イボガイン自体は、化学合成に成功しているものだそうですが、精製塩と自然海塩・岩塩が体感的に全く違うもののように、身体で感じる作用は全く違うものではないのかなと思っています。たぶん。

では、イボガは何をするものなのか。
イボガは、端的に言うと、過去を、トラウマを修復する作用があるそうです。
イボガの効果は、その脳内でショートした神経回路の修復に役立つのだそうです。
毎回毎回わざわざ壊れた回路を迂回して余分な行動していたのが、真っ直ぐに道がつながることで、自分が本来のありたい自分らしく生きることができるようになるということです。

脳内の神経回路をスキャンして、ここの壊れた回路がつながって!みたいな形で証明できるものではないと思いますが、そういう効力があるのだそうです。

記事が長くなってきたので、次回は、危なくないの?と思うであろうことについて書いてみます。


いいなと思ったら応援しよう!