人生を1日に例えると、小学生は何時?
小学校の先生で、2児の父、雄剛です。
こんな視点で考えたことがなかったなぁと思ったので、紹介してみようと思います。
よく6年生の歴史の導入で、「地球誕生から46億年の歴史を1年で表した時、人類の歴史ってどれくらいなんだろう?」というのをやりますよね!
正解は、キリスト誕生が12月31日午後11時59分46秒…
子どもたちは、「え~!」とびっくりします。
「地球の歴史から考えると、人類の歴史なんてほんの数秒ほどの一瞬…。だけど、その一瞬の中に、いろんな人物が出てきて、いろんな出来事やドラマが詰まっている!それをみんなでこれから学習してこうね!」
歴史の導入の鉄板ネタですね。
では、人生を一日に例えると、小学生は何時?
正解は、夜中の1時から3時頃!
小学生は、まだまだ夜が明ける全然前…。そんな時期に、焦る必要はないよね!…というお話でした。
この考え方、面白いなぁと思いました。
25歳くらいが夜明けというのも、ぴったりだなと思います。
それまでは、親の保護のもと、力を蓄える時期。本番は、親もとを離れ、社会に出てから!
社会に出ると本当の勝負が始まります。学歴も大切だし、それまでの環境も大切ですが、でも実際に働いてみると簡単に逆転しますよね。だからこそ、それまでは、子どもに結果ばかりを求めるのではなく、過程を大切にしながらじっくりじっくり育てていく。成功も、失敗も、受け止めながらその子の力になるようにじっくりじっくり関わっていく。小学校の時期は、そんな関りでいいのかなと思いました。
だからといって、小学生の時期をないがしろにしていい…という訳ではないのですが、焦っている保護者、悩んでいる保護者に語り掛けるネタとしては使えますね!
皆さんは子どもたちと関わる時、焦りすぎていないですか?
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