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自分の感覚は凝り固まっていたんだなぁ…

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

今日、娘の卒園式がありました。とても温かくて、感動的な式でした。

ただ、どうしても職業病なのか、先生の視点で見てしまいます。小学校の卒業式と比べてみると、今まで見たことがないような形式で、自分の感覚がどれだけ凝り固まっているかを思い知らさました。

入場は、自分のクラスの保護者席の真ん中を通る!

保護者席は、クラスごとに決まっていて、通路を挟むように設置されている。子どもたちの入場は、クラスごとにルートが違い、自分のクラスの保護者席の真ん中を通る。これだと、保護者からは自分の子どもたちを近くに感じられるますよね。

式中の証書授与は代表者のみで、一人一人もらうのはクラスで!

卒業式は二段階になっていて、一段階目は年長全員で体育館実施。二段階目は、クラスごとに教室実施。一人一人の証書授与は、クラスで行いました。これ、小学校では考えつかない方法ですよね!でも、これが思いの外よかったです。こじんまりとした教室で、保護者も子どもたちの近くに行き、お世話になった先生から一言もらいながら直接証書をもらえる。そして、ぎゅっと抱きしめてもらう。こんなにあったかい証書授与の方法があるんだなと新鮮でした。

体育館での式の最後は思い出のスライド…

これも、なかなか学校では考えられないですよね!スライドで1年を振り返っていくと、いろいろなことが思い出され、たくさんの保護者の涙が…。

クラスでの証書授与のあとは、保護者へのメッセージ!

クラスでじっくり時間を確保するよさですよね!「子どもたちから保護者の方に、プレゼントがあります!」ということで、事前に準備してあったメッセージカードをくれる粋な計らい。この辺の保護者と子どものつながりを意識した工夫が幼稚園のすごいところですね。

自分が思い描く卒業式は、当たり前ではなかった…

いかに頭が凝り固まっているかを思い知らされました。幼稚園の卒園式を見て、新しいアイディアをたくさんもらったし、もっと自由でいいのかな…、もっと素敵な卒業式にするには…とたくさんの新しい視点をもらうことができました。


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