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BBQから考える主体性の大切さ

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

ゴールデンウィークで、娘の友だち家族とキャンプに行ってきました。自分の友だちだと、なんとなく趣味嗜好が同じ人が集まりますが、娘の友だち家族ということでそこはバラバラ。それがまた新鮮で面白いですよね。

夜には、みんなでバーベキューをしました。今回のメンバーでは何度かバーベキューをしていますが、バーベキューが大好きで、手慣れた方が何人かいます。私はというと、そこまで頻繁にやるわけではないし、慣れているという程ではないので、そこはお任せ。焼いてもらった肉を、わいわいしながら食べていきます。手慣れているので、ただお肉を焼くだけでなく、いろんな工夫があってそれも楽しいものです。

一方、我が家だけでバーベキューするときは…

バーベキューにあまり慣れていない私が中心になってやっていきます。
火をおこすのも一苦労…。時間がかかります。
焼くのも、ただお肉を焼くのみ…。工夫はありません。
…でも、楽しい!

それぞれの魅力があって、どっちも楽しいけど…

やっぱり自分でやるのが一番。どうしても、主導権を人に渡して、人のやり方に乗っかっていると受け身になってしまいますよね。それってちょっと物足りない。うまくいかないところも含めて、主導権をもって自分で考え、工夫しながらやるのは、やっぱり楽しい。失敗は失敗で、次にどう生かしたらいいかなぁと考えるのもまた楽しい!

授業も一緒なんだろうなぁ…

最近、教育の流れも、学校の研究でも、「子どもに主導権を渡す」がキーワードになってきていますよね。やっぱり、「主導権が自分にある」「主体が自分」だと、うまくいかなくたって、失敗したって、楽しさを感じられるものなんだろうなぁと思いました。

ただ、これは主導権を握る覚悟がある人、主導権を放棄しない人の話。学校では、どう主導権を握る覚悟をもたせるのか、主導権を握るだけのやりたい気持ちをどう引き出すか、ある程度の方向性が定まっているか、先生が完全に主導権を手放していいのか…など課題も多いです。一言で「子どもに主導権を渡す」といっても非常に難しいですが、主導権を握った学習が楽しいのは間違いなさそうです!



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