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どこまでが権利?

小学校の先生で、2児の父、雄剛です。

この記事について皆さんはどう思いますか?私は、この記事を見てびっくりしたので考えてみました。

結論からいうと、水滴チェック自体はあってもよいが、「裸で万歳させて目視チェック」はやりすぎだったのかなと感じました。

【マナーの指導として】
宿泊的行事に引率すると風呂の見回りはしますよね。これは安全上の見守りとマナーの指導のため。特に修学旅行では露天風呂があって、トラブルにつながることも…。
小学校で考えると水滴チェックはあってもいいのかなと思います。びっくりするのは、風呂に入るのにほとんどの子が、タオルすら持たずに、手ぶらで入ること。体を洗うときどうするの?風呂をあがるときどうするの?そういうところから声を掛けないといけないのが現状です。「タオルをもって入るんだよ!」と声を掛けても「?」という表情です。そして、風呂からあがるときに体をふこうとする子はほぼいません。そういう現状で、公共浴場でのマナーはしっかり教えるべきではないでしょうか。

【子どもの権利について】
人に裸を見せたくない子がいるのはそうでしょう。小学校高学年や中学生であれば体が急激に変わる時期だからなおさら。だから、もしわざわざ万歳させたり、タオルを外させてチェックするようなことがあればそれはやり過ぎと言わざるをえないでしょう。先生にできる範囲といえば、見える範囲でびちゃびちゃだったら「体をふいてからあがるのがマナーだよ。」という感じかなと思います。

子どもであっても権利は大切にされるもの。これは絶対です。権利を侵害すること許されません。ただ、最近、権利を必要以上に主張して、別の人の権利を侵害しても譲らないケースも増えているように思います。一人一人の権利は大切にしながら、みんなが幸せに暮らせる方法は教えないとなと考えていますが…。皆さんはどう思いますか?

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