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情報の波に圧倒され…

2024年の幕開けが大地震とは、関東にいながらもメンタルに来ました。。。
1月1日夕方4時頃、久々に緊急地震速報のサイレンが鳴り、手元のスマートフォンも盛大に震える始末。
サイレンから1分足らずで今までとは違うタイプの揺れが栃木も襲いました。
いつもの横揺れではなく、ぐるぐると地面が回っているような...12年前の東日本大震災の時を彷彿とさせる揺れ方でした。
「早く!NHKにして!」
母の呼び掛けに応じ、テレ東の『孤独のグルメ』からチャンネルを変えると、NHKは早くも臨時ニュースの報道に切り替わっていました。津波警報を伝える山内泉アナウンサーの鬼気迫る声で、どれだけ深刻な状況なのかを察し、鼓動が早まりました。
私はテレビニュースと同時進行で、手元のスマホを繰り、X(旧Twitter)を開きました。
流石、情報化社会。各局の情報キャッチのスピードにも肝を抜かしましたが、SNSでしか得られない情報が錯綜していました。
地震時のスーパー、ボーリングセンター内を映したものや見附島の崩落等、現地の人ならではの視点から撮影された映像が沢山アップされていました。
更には、石川県輪島市在住の方は家屋倒壊により生き埋め状態の中、個人情報特定も厭わず、自宅の住所を記してSOSの投稿を発信していました。
他には、被災時のライフハックや応急処置の仕方、官公庁の頼り方等、緊急時に参考になる情報を発信している人も沢山いました。
もうこう言っては不謹慎ですが、1日中スマホに目が釘付けでした。
InstagramやFacebook等様々なSNSの中でも特にX(旧Twitter)は非常時のリアルタイムでの情報収集には最適だと思いました。
自然災害の恐ろしさと共に情報化社会の凄まじさもまざまざと見せつけられました。良い意味でも悪い意味でも。
今までの記載は良い例ですが、悪い例だと…
·「地震大丈夫?」という文章と共にアイドルの画像を貼る
·本当は生き埋め状態じゃないのに、「動けない、助けて」とデマ情報を流す
等が挙げられます。
両方ともSNS界隈では以前から非難されている行為ですが、この期に及んでもそういう輩が沢山いて、驚きました。
でも、昔よりも現在はSNSでの情報発信も厳罰化されてきているはず!
そういう輩が一人でも多く成敗されることを祈るばかりです。


早速この度の大地震は「令和6年能登半島地震」と名付けられたようで、これからは毎年おめでたい日であるはずの元旦が追悼の日になると思うとやるせない気持ちでいっぱいです。
しかし、今回の報道の早さと言い、情報発信·収集力と言い、東日本大震災の頃から日本は自然災害に対して、格段に強くなったと思います。
現地の皆様、そして度重なるサイレン音やネガティブな情報の波にメンタルをやられている方々には早く元気になって、再び穏やかな日常が戻ることを願うばかりです。    
今回の地震で亡くなられた方々のご冥福も御祈り致します。

そして最後に今回程SNSをやっていて良かったと思ったことはないです。
デマに惑わされることなく、ミクロとマクロ両方の視点から情報を捉えることを目的とすればSNSは最強です。
いざという時、的確な情報の取捨選択ができるように日頃から情報を見る目を磨いていきたいと思います。



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