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学校からの電話

小学校受験が不合格に終わり、娘と次男は同じ小学校に入った。
三者三様生活から、3年間だけではあったが、三者ニ様??生活になり、少し楽になった。

次男は、頭は良かったが、兎に角ヤンチャ坊主だった。クラスの中の乱暴な子に、あえて近づいてトラブったり、喧嘩したりその度に学校の先生から電話があった。

骨折3回、縫合3回、歯が折れただの、怪我も絶えない。高学年になるにつれ、怪我は少なくはなってきた。友達の付き合い方も上手にはなってきた。

何故、そんなにトラブルになるとか考えたが、精神年齢が低いならいいのだが、高過ぎてトラブルになっているようだった。段々年上の子と付き合う方が本人も楽になったのか、年上のグループと遊ぶことが増えた。

特に仲がよかったのが、同じマンションの三人兄弟の長男君。次男君と同じ学年で、次男君とも仲が良かったけれど、長男君とが一番気が合っていた。

その長男君は、次男と同じ公文にも通っていて、3.4学年先まで進み、次男君と共に表彰されたりしていた。2人で競い合うことでお互い高みを目指していた。

三兄弟の家は、とても裕福で広き部屋に住んでいて、毎日誰でも遊びに来てもいいよというスタンスだったので、常に10人くらいの子が遊びに行っていた。後に近くに家を建てたが、子供専用の小屋まで建ててくれて、お菓子やジュースを常に飲み食いできるような夢の空間を与えてくれていた。

ある日公文の先生から怪我をしたから迎えに来て欲しいと電話があった。公文で怪我??
どうやら、その長男君とトラブって喧嘩して倒れて机で打って怪我をした。消しゴムの取り合いだったらしい。

遊びではなく、勉強でも怪我。。
この先も心配でたまらない。学校からの電話に怯える日々は続きそうだ。
だが、とりあえず、その長男君は、今年一足先に医学部に合格をした。

後に続くかどうかは、今現在全く予想すら出来ない。

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