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勉強とか…

前々回の記事では、英語学習を採りあげましたが
今回はその続編を少しと、「勉強」全般のことを綴っていきます。


英語について

まず
She lives in a mansion.
これを訳してください。
どう答えますか?

「彼女はマンションに住んでいる」
と大方の人は答えるでしょうが
mansionて何でしょう。
『大邸宅』ですよ。
日本では「ちょっと上級な集合住宅」的なイメージですよね。

もうひとつ
プロ野球で使われる「オープン戦」って和製英語なんですよ。
正確にはexibition game(エキシビション・ゲーム)です。
オープン戦とは、公式戦が始まる前の肩慣らしのゲームであり 
セ・パの垣根を越えてやるからなんでしょうが
これも違う。

さらに
「ガソリンスタンド」
これも和製英語です。
正しくは「gaz station」(ガス・ステーション)
「ガソリンスタンド? ガソリンが立つのか」と、向こうで使うと首を傾げられるそう。

このように、我われが普段使っていることばにも、種々の間違いが含まれているのです。

私は中学時代、嫌で仕方がなかったんだけど
NHKラジオの「基礎英語」を学ばされました。
夕方、決まった時間にラジオの前にいなきゃならない。
学習時間は一回当たり30分程度だと憶えているが
その後、テキストについていた練習問題も解かされた。
これも嫌だった。
解答欄に〝省略〟とかよくやっていたら
母親から「まじめにやりなさい」だって。
それで肝心の中身はというと
Good afternoonが「グラフタヌーン」と発音することだけ憶えている。

そういうこともあったと今月、高齢の母親に訊いたら
「覚えてない」だってさ。
そんなもんかなぁ😥

勉強、勉強…

ガリガリ

小中高の勉強なんて、その後どれくらい役に立っているのか❓
日本語を聞く、しゃべる、読む、書くぐらいかも。
英語をまったく使わない職種の人にとっては
「カンケー代名詞なんて、 カンケーありません」だからね🙄
数学の三平方の定理は、測量をする仕事にでも就かない限り活かされることはない。

その意味、ベンキョーとは多くの場合、「これをやったらいいコトあるかもよ」ぐらいの軽い暗示であって、将来役に立つのは受験勉強の素地をつくることぐらい。
知識の引き出しをいくら増やしたところで、使えなければ意味がないのであった。

小中学生の自分の息子なり娘が不登校になると、多くの親御さんたちは心配する。
その心配のほとんどは「皆がやっていることを、何故あなたができないの?」という同調圧力的なものであろう。
メインは勉強に対する心配。

私は高校を首席で卒業したAクンと、高校時代はよく遊び、またよく共に学んだ。
彼もおととし癌で亡くなり、娘ふたりの成長を見届けるのを途中で止めざるを得なくなった。

その当時の教師たちは、生徒が「次、どの大学へ行くか」ばかり気にかけているような連中であり、とても生徒ひとりひとりの幸せに気がいっているとは言い難かった。
それは現在ではもっと顕著な傾向であろう。

学歴=幸せ
ではない😥

勉強の副産物

勉強(=学習)とは、生きるための仕事で活用する知識をつけるための訓練だ。
医師だろうが看護師だろうが、基礎知識は必ず必要になってくる。
あとは現場での経験だろう。
肉体作業メインの職場では「カラダに覚え込ませる」ことも大事。
学校の勉強なんて不要のものが多いが、「雑学」は会話を豊かにし、人間関係を時に円滑に導く。
その意味で「教養」も大切だ。

また、中高大の定期テストであるが
「知識詰め込み、そのまま吐き出せ」式があまりにも多い。
特にマークシート型は、杓子定規な感は否めない。

確かに暗記も人間の能力のひとつではあるが
九九からアルファベット、法則や定理に至るまで、ひとつひとつ憶えていくには繰り返すことが必要で
膨大な時間を食うことは間違いない。

このように、詰め込み型教育は、自分だけのオリジナル思考を妨げるのにはもってこいである。

再現能力の高い者だけが高偏差値をマークし、いいガッコ🏫へと進めるのではないか。
その結果は、指示通りにしか動けないクローンに成り下がることであり、無個性である。

幸せ

たとえ高学歴であっても
上司の言うことに唯々諾々となっている社畜に成り下がっていたり
家庭では妻や夫に対してDVを振るい、自分の息子や娘に対して虐待ばかりしているゴミカス😠もいるだろう。

個人によって価値基準がまちまちなのはわかる。
ただ、大いなる狂気の渦の中にある世間にあって、集団意識に一方的に飲み込まれてしまうのは危険だ。
あの人が「これはいい」と思っても、この人には「ちっともそうでない」ことはままある。

その意味『幸せ』ほど、価値基準の分かれるものもあるまい。
TVをつけると、とくに夕~夜のゴールデン帯にはグルメが目立つ。
普通、腹一杯食べたりすると眠たくなる。
これは脳に行っていた血液が消化のために胃に行くからで
当然の生理現象。

グルメ番組は『これでせいぜい気を紛らわせろ』という無言のメッセージだ。
それは同時に『何も深く考えることはない。食べることで気分転換をして忘れることだ。束の間の幸福感に浸れ』という圧力かも知れない。

運動不足と相まって、見廻すと肥満症が目立つ昨今(私も他人ひとのことをあまり言えないが)
太ったブタになるより、痩せたソクラテスになった方がいいかも。


おまけ
大谷翔平の水原一平通訳がドジャースをクビになりました。
彼はその直前に「ギャンブル依存症」であることを、チームメイトに打ち明けた模様。
借金の穴埋めかなんか知らないけど、大谷名義の口座から6億8000万もの大金を違法ブックメーカーに送ったそう。😨

大谷本人との絡みは❓ 今後どうなるか目が離せないけど
私も「ギャンブル依存症」の端くれです。現在は止めているだけ。
ギャンブルで確実に儲かるのは胴元だけ。
ハマると身の破滅が近いと思った方がいいです。


お口直しに、こちらの動画をどうぞ⬇
https://www.youtube.com/watch?v=j8zb5q2UkxE 







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