とにかくずっとカッコいい映画「レジェンド　狂気の美学」

私、本来はドラマ専門です。
たまには映画も観ます。

そんな私が、最近出会ってズギューンとハートを射抜かれたので誰かに伝えたくてたまりません！

「レジェンド　狂気の美学」です！
公開はけっこう前みたいなので、映画好き様からするとだいぶ今さら感があるでしょうけども…大目に見てください。

60年代にロンドンを牛耳っていた実在の双子ギャング、クレイ兄弟の実録的なやつらしいです。

「何かいいのないかなー」と何気なく映画欄まで足を伸ばして探していたら、このビジュアルでもう観るしかなくなりました。

いや、正直…。
実録ということもあり、ストーリー的に深みは特になく淡々と事が進んでいく感じ。
「あぁ、やっぱそうなりますよね」という、ある意味で現実味がある展開。そりゃ実話ですからそうなります。
ドンパチ盛りだくさんでやりあうギャング映画がお好みの方には物足りないと思います。

が、しかし！そんなことはどうでも良し！
とにかくトム・ハーディ演じるレジー・クレイがカッコよすぎる！

悪い男がかっこよく見えるとかでもないし、一人二役演じていて役の演じ分けが素晴らしいとかも、この際どうでも良し！

ただひたすらレジー・クレイの佇まい、振る舞い、声質、話し方、そしてスーツの着こなし方から溢れ出す色気が！美しい！あぁ、かっこいい！

だって、スーツ姿で仁王立ちする後ろ姿すらカッコイイってもう、無重力。

そして、ラブストーリー要素もあるのですが、二人のイチャつき方が恋愛マンガそのものなんです。
お花畑のカップルがやるこたぁ、時代も文化も超えるのですね…
てなワケで、ベタなキュン要素もありです。

海外ドラマの「SUITS」のビジュアルが好きな方は系統が同じなのでお気に召すのではと思います。
ストーリー性やら重視しないで、ひたすらかっこいいスーツイケメンを愛でるなら絶対おすすめです！

映画館以外でエンドロール最後まで観たのは初めてでした。

＜安全に観るために＞
1:40:26〜1:40:56は直接的でないものの、トラウマがあると辛いかもな暴力匂わせ。むしろ匂わせなのが逆に恐怖を煽ってる感あります。
そして2:01:00〜2:01:28は過激で生々しい暴行シーンがあります。
辛い方は飛ばして観てください。