僕らはみんなズレている。
僕らはみんなズレている。
どこかしら、おかしなところがあり不完全だから支え合う。
今日（12/9）は障がい者の日。
誰もが生きやすい共生社会を目指すと内閣府政策統括官はうたっているが、現実は理想とは程遠い。
それでも希望を捨てずに社会を良くしようとする民間の動きはある。
先日、外出先で昼食をとるため近くの大学に立ち寄った。
学生食堂は混んでいたので売店で何か購入しようと思っていたところ、１台のキッチンカーが目に留まった。
看板を見るとローストポーク丼と温玉カレーを販売している。
いつものランチの予算を少々オーバーするものの、美味しそうな写真に食指が動き、温玉カレーを注文した。
会計時、小銭や細かいものがなく1万円札を出した。
店員の一人がお釣りを用意し、もう一人に1,000円札を渡そうとしたところ、突風が吹き1,000円札が舞い上がった。
回収しようと身を乗り出した時、もう一人の店員は颯爽と動きお札を集めた。
お釣りを用意した店員は回収した店員に
「ありがとうございました、助かりました」とお礼を言った。
後で知ったことだがキッチンカーで働いていたのは障碍をもつ方で、障碍者就労支援事業所がキッチンカー事業を展開していたようだ。企業などへの一般就労が難しい人を対象とした技能を高める訓練をする就労継続支援の一環であるという。
ホームページを調べてみると運営している会社のパーパス、理念は素晴らしいと感じた。
障碍＝できないこと、ではなく
障碍＝個性ととらえて、できること、他の人とは異なるユニークな側面を伸ばそうとする。
みんな違うから、みんないいのだ。
様々な個性が交じり合い互いを認め合うことで、優しさに満ちた社会が実現すると思う。
大きな帆を立てて あなたの手を引いて
荒れ狂う波にもまれ 今すぐ風になりたい
天国じゃなくても 楽園じゃなくても
あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
何ひとついいこと なかったこの町に
沈みゆく太陽 追い越してみたい
生まれてきたことを 幸せに感じる
かっこ悪くたっていい あなたと風になりたい
何ひとついいこと なかったこの町に
涙降らす雲を つきぬけてみたい
天国じゃなくても 楽園じゃなくても
あなたの手のぬくもりを 感じて風になりたい
天国じゃなくても 楽園じゃなくても
あなたに会えた幸せ 感じて風になりたい
風に 風になりたい
THE BOOM「風になりたい」
今日も皆様にとって、良い一日でありますように。
障碍は神様がくれたギフト。
どんな人でも笑い合える社会を目指して。
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